一言で言うと、頭の中で似たものを探して「BのようなA」という形に当てはめた「たとえ」がたくさん書かれている本。
こんな人に。
・コミュニケーションを楽しくしたいと思う人に。
・コミュニケーションに彩りを加えたい人に。
この本の素晴らしいところ。
例える訓練として「想像を利用する」としているところが素晴らしい。
手袋が落ちていれば、どうして落ちているかを想像して、それがそのまま例えの表現になったりする。
決闘が行われた跡なのか、帰り道がわかるように置いてあるのか。
そのまま最後に「手袋」とつけてあげれば、それがそのままたとえになるということ。
これが、やってみるとなかなか面白い。
「なぜ?」からたとえが生まれるというアイデア、夢でみて起きたら思い出せなくなっているかのようななかなか思いつかないひらめきだね。
学んだこと。
1.似たもの探しからたとえを作ることができること。
2.たとえ表現のアレンジ。使い古されたたとえにプラス自分の思うことを付け足してみると新しいたとえ表現になる。
3.たとえで言葉のイメージを変えることができること。
読んでみて。
オイラはたとえるのが好きだ。
なぜなら、オリジナリティがあるし、人にわかりやすく伝わるし、人と共有しやすいからだ。
単純に、楽しいのもある。
この本を読んで、改めて沸き起こったのが、たとえをブログの中に入れて磨いていこうという気持ち。
普段の生活でも、なんにもない時などに想像力でたとえを作ってみるのも良いよね。
そして、すでにイメージのある言葉に別の言葉のイメージの言葉をつけてそのイメージを変えるってのも面白い考えで、素晴らしい。
この本は、「買い付けに使われる海外の市場のような本」でした。