思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

悲しみを背に決闘に向かう男。 出発する時、扉にたたずんでいる昔の女の幻が言ったことを教えてください。【映画大喜利1000本ノック】

映画大喜利

 

 

Q.

 
悲しみを背に決闘に向かう男。
出発する時、扉にたたずんでいる昔の女の幻が言ったことを教えてください。
 
 

 

 

 

A.

 

持ってるお金の一部は、募金するのよ・・・

 

 

 

 
 
 
 

大喜利元ネタ

 
 
 
 
 
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、 9本目。
以下、ネタバレ備忘録。
 
 
一人の女性リザが短い人生をかけて才気溢れるピアニストのステファンを愛し続けるという、メロドラマ。
 
その過去をつづった手紙を男が読むと回想が始まる。
 
10代の時に隣に住んでいた時から一途に慕い、ついに想いを遂げられたと思ったら、裏切られ・・・
 
その数年後に劇場でまた運命的に出会ってしまい。
 
甦った気持ちを胸に抱き、全てを捨ててステファン元へ行くも、ステファンは自分のことなど覚えていない。
彼のいつもの口説き文句が口から出てきただけ、というところが切なくて胸にグッとくる。
リザは失意のうちに流行病を患って死んでいく。
 
 
その独白を読み終わったあと、いつもの打算的な自分を捨てて約束の決闘に向かうとき、少女だった頃のリザの面影が扉からこちらを向いているシーンも、失ったものはもう取り戻せないという自分の愚かさが見え隠れしているようで泣ける。
 
思うに、リザは「キャー最高!」に若いうちから冒されてしまったんじゃないかね。。
生きていればそのうち出逢う「まあまあ」に満足せず、ベストを追い続けてしまったよなあ。
同じく「キャー最高!」を感じてアイドルの追っかけまっしぐら、恋人を作らない人と通ずるところがあるかもね。
 
手紙の最後の部分、
 
「わたしがあなたのものだとお互いに知っていれば不幸にならなかった。今でも愛してる」
 
ってさ。
 
なんてシャレオツな言葉なんでしょう。
儚きかな人生。
 
オイラにはこんなこと言える人生が訪れなさそうなので、この映画にしばし浸り、ため息のガス抜きをしておしまいにします。
 
 
 
自分は、意外にメロドラマ好きなのか?と思わせてくれた作品。
 
 
 
 
製作
監督
出演
ジョーン・フォンティー
ルイ・ジューダン