※大喜利元ネタ
■或る夜の出来事(1934)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、19本目。
以下、ネタバレ備忘録。
新聞記者と大富豪の令嬢とのラブコメ。
世間知らずな令嬢エリーは令嬢のスキャンダルをネタにしたい新聞記者ピーターと行動を共にする道中、エリーは安モーテルに泊まったり、ヒッチハイクをしたり、森の中でワラを敷いて寝たり、と今までにない体験を通して、彼を愛するようになっていく。
ここでオイラにちょっとした疑問が発生。
複数日に渡って夜を迎えますが、どの夜のことを「或る夜の出来事」ととらえるのかは、我々次第なんでしょうか。
オイラは旅路の最後に入ったモーテルの「ジェリコの壁」を超えてきたところと思いますが。
婚約者がいる彼女が「こっちの方が良い!」なんつって新しい男と結婚するのは、客観的に見ると「また繰り返すんじゃないの?」と思ってしまいますけどね。
またあるでしょ、季節が巡る頃にはさ。
知り合い方で次第では「ダンディな犬」なんかからも離れらなくなるんじゃないのかね。。
そして、バージンロードを歩いている時のエリーのお父さん素敵です。
そして、現代の物語でもよく見かける「結婚式を飛び出す」をやって、彼の元へ。
最後の方の令嬢を見つけた際の懸賞金を貰おうとせずかかった費用だけを請求して、エリーパパからの数度の「愛しているのか」の質問に、「愛しているさ!」と答えるのは、馬鹿馬鹿しくも、熱を帯びたシーンでしたねえ。
どのシーンもクラーク・ゲーブルのカッコ良さが光る、あっという間に終わった気分にさせられた作品でした。
製作
アメリカ
監督
出演