※大喜利元ネタ
■カリガリ博士(1920)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、28本目。
以下、ネタバレ備忘録。
最後のオチは昔マンガでみたようなものだったので、古くはここから来てるんだなあ、と。
そういえば、作中の部屋の雰囲気とかもおかしかったしねえ。
オチまで辿り着けば、そういうことだったのか、と気付かされるんだよね。
名前からどんな話か想像させないところもニクいよね。
この仕掛けが仕込んであるのは最初からなんだよなあ、ちょっと意味わからなかったし。
「昔の映画だから、いろいろ足りなかったのかな」という想いでみるオイラのような現代人も、見事誘導されてしまいました。
この映画で最後に出てくる患者たちを見て、タヌキかキツネか話術巧みなマジシャンなんかに、化かされた人がそのまんま信じ込んでいたらここにいきつくのかなあ、と、ふわっと思ったりして。
人の精神構造って、興味深いところあるよね。
製作国
ドイツ
監督
ローベルト・ヴィーネ
出演
ヴェルナー・クラウス
フリードリッヒ・フェーエル