※大喜利元ネタ
■サボタージュ(1936)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、36本目。
以下、ネタバレ備忘録。
小さな映画館を経営している男の妻が、実は夫に秘密があり、そのせいで不幸なことが起こってしまう、という話。
見どころとしては、この夫がスパイで警察に目をつけられたからといって彼女の弟に爆弾を持たせてテロ行為を実行しようとして。
弟が色々なトラブルがあって時間に間に合わず爆発に巻き込まれて死んでしまうシーン。
いいヤツだったのが死ぬ、というのは悲しい、として夫の悪さが際立っちゃって。
夫もテロまではやりたくなかったのだけど、これで悪役確定、お裁き確定になっちゃって。
そして、妻が自分の弟が夫のせいで死んだ、とわかり、夫との会話などでその葛藤を描いているシーン。
夫もなだめ方が下手だよねえ。その結果、妻が恨んじゃって。
夫も「あ、こいつ、俺を殺す気か?」とわかった時のセリフなくめちゃくちゃアップになった顔も、心理描写を想像させるなあ。
あとちょっと面白かったのが最後、唐突に妻が助けてくれようとしている警察のイケメンとキスしちゃったりね。
人の奥さんだったころから目つけてたからなあ、このイケメン。
うーん、でもまあ、恋愛はいれなくちゃいけないだろうから。
それもサスペンスさ。
それにしても夫役の人、某お笑いタレントに似てたなあ・・・。
製作国
イギリス
監督
出演
ヴァーロックの妻:シルヴィア・シドニー
カール・ヴァーロック:オスカー・ホモルカ
テッド・スペンサー:ジョン・ローダー