※大喜利元ネタ
■新婚道中記(1937)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、42本目。
以下、ネタバレ備忘録。
素直になれない夫婦の、離婚から始まる愛の再確認の話。ラブコメだね。
ジェリーは、ルーシーが音楽教師と一泊したかどうかを疑ったことで離婚する。
当てつけのように、ルーシーは向かいの部屋に住むダンと交際を始めて・・・
その後、クラブでそこでジェリーが知り合った歌手を交えて4人で飲むところ、ここがなかなかに面白い。
その歌手がステージに立って歌うと、歌の真ん中で下から風が吹き出して、曲の終わりにはふわふわした下着が丸見えになったところで、ルーシーが一言。
「彼女が名前を変えなきゃ、一族が名前を変えるわ」
芸名にして歌手活動をしている彼女にツッコミを入れたところは笑いのポイント。
その後、交際相手のダンがあまり踊れなさそうなのを見越してジュリーがルーシーはダンスが上手いと煽って一緒に踊らせるところが、いイヤミなんだけどイカして見える。
いじり、とは関係性なのか。
他にも、せっかくジュリーが仲直りする気になったのに音楽教師デュバルに夫ジュリーに何もなかったことを説明してもらうようとしたところに、当のジュリーが家に来てしまう。
その場だけ見ると、何を言っても言い訳ににってしまう、と隣の部屋に一目散にデュバルは隠れるんだけど、犬が遊んでいる最中に隠したデュバルの帽子がジュリーに渡ってしまって。
ジュリーにとっては帽子が広いのよ。
違う帽子の異変にハラハラした笑い。
その後、婚約者になっていたダンも家にやってきて、音楽教師との噂なんて気にした僕が馬鹿だった、なんつってたら奥の部屋からドタバタガッシャンと、モノが激しく投げつけられてるような騒々しい音。
出てきたのは、殴りつけられたるデュバルと追いかけ回しているジュリー。
婚約は破談となり、笑いは生まれる。
最後、これがまあよくわからないんだけど、ジュリーが他の女性と結婚しようしているところで、ルーシーが奇行に走る。
いや、止めたいのはわかるよ。
ただ、ジュリーの方もなんで早めに止めないんだよ。
結婚したいなら出てかせれば良いし、結婚したくないなら早めに退出しなさいよ!
ルーシー:アイリーン・ダンジェリー
ジェリー(ルーシーの夫):ケーリー・グラント
ダン・リーソン:ラルフ・ベラミー