※大喜利元ネタ
■カサブランカ(1942)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、44本目。
以下、ネタバレ備忘録。
戦時中、中立地帯のカサブランカで起こった男女の再会劇。
ハンフリーボガード、渋いね。
今現在、たまにこんな顔立ちの人を日本人でも街中で見るけど、表情がいいんだろうね。印象が違う(当たり前)。
旦那が死んだと思って他の人愛しちゃったのよ、エルザ。
それをリックに言えず。
別れも、列車に乗る待ち合わせ時間に来なかった。
そんなこんなで再開した時も、リックとしてはオコですよね。
事情もなかなか聞きたくない。
実際は、結婚してたことも知ったりして。
そんでエルザと旦那がカサブランカを出るために手形が必要でね。
それを持ってるのが、リック。
ある夜、エルザはリックに過去に何があったかを打ち明けに行きます。
リックも理解したようで、エルザはもう離れないわ、なんつってね。
そんなフリがあって、リックは仕込みに入ります。
なんだか腑に落ちないけど、今までの信用もあり協力する署長。
しかし、実際はエルザとラズロをカサブランカからの脱出させるための計画だったのよね。
まあ、一つ映画に言わされることとしては、「ラズロが歌わなきゃ良かったんじゃね?」ってことかな。
敵も酒飲んでんだから、殺されかねないでしょうよ、後からでも。
賢い指導者はやらないでしょうね。
そもそも主人公も武器商人やってるような輩なので、唯一気持ちを寄せるとしたら、ルノー署長かなあ。
署長、女落とすために権力使ってるんだよなあ。
そんな小狡いところもなぜか憎めないキャラクター。
権力者なのに、横暴さがあまり見えず、リックに対しても寛容だからかな?
君の瞳に乾杯、というよく聞くフレーズなどが冴える、カッコいい戦時中恋愛ドラマとして、楽しみました。
製作国
アメリカ
監督
出演
リック・ブレイン:ハンフリー・ボガード
イルザ・ラント:イングリッド・バーグマン
ヴィクトル・ラズロ:ポール・ヘンリード