※大喜利元ネタ
■汚名(1946)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、46本目。
以下、ネタバレ備忘録。
いやあね、これ、時代が違うっつっても、愛国心があるっつってもさ。
なぜに結婚までしてしまうんでしょうね。
今までこの女性、スパイ活動してたのかね、、、
任務をやり遂げさせるためなんだろう、切なさがある。
ただ、彼女がいない上層部との話し合いでは、彼女をかばう態度を取ってたり。
部屋で愛を確認し合う二人。デヴリンは担いで病院に行く、と部屋を出ていき。
セバスチャンがその姿を発見するも、アメリカ側にドイツ側の情報が渡っていたとしたら危険になるから、手が出せない。
デヴリンが車に乗ったところで、セバスチャンは突き飛ばされてね。
そして、ドイツ人のキツい問い詰めが待っている屋敷の扉の中に入って、ジ・エンド。
最初、ここで終わるのか??と尻切れとんぼ感も若干感じたが、この結婚相手がドイツ側の汚名を着る、という終わり方なんだね、きっと。
それにしても、一番気がかりなのは、くすねた鍵に関わるシーン。
その鍵をセバスチャンが酒蔵庫に挿しに行くシチュエーションになってるんだから、朝に鍵返したらバレるだろうに!
返すならパーティー中でしょうよ!
疑われる可能性はスパイなりたてだからわからないんか。。確かに、上層部も彼女を軽く扱っていたからスパイのイロハなんて教わっていないだろうし。。
「汚名」を着たのが主人公側ではなかったという、ちょっとした意外性を顕すラブロマンススパイ劇でした。
製作国
アメリカ
監督
出演
T・R・デヴリン:ケーリー・グラント
アリシア・ヒューバーマン:イングリッド・バーグマン
アレクサンダー・セバスチャン:クロード・レインズ