※大喜利元ネタ
■アフリカの女王(1951)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、60本目。
以下、ネタバレ備忘録。
アフリカに神の教えを説いていたイギリス人女性=ローズと、そこに荷物を届けていた男性=チャーリーがドイツ軍侵略に巻き込まれて、川下り冒険をする話。
中年男女の恋愛を人気俳優で、といったところ。
兄が亡くなり、チャーリーと川を下ってドイツ軍に魚雷を浴びせて一泡吹かせてやろうと意気込むローズ。
この時点で非日常的発想だか、それをボートみたいな奴で近づいて決行しようとするからファンタジック。
川下りをするさなか、最初は二人とも一緒にお茶を飲んだり、ケンカをしたり。
ある時、ドイツ軍の兵隊が高台から船を狙ってきて。
そこをなんとか逃げおおせることに成功。
盛り上がった二人はキスなんかしちゃって。
そのあとチャーリーは、「やっちまったかな」と気まずさが出てきて。
ローズは目がうつろになり、意識の中では羽生えて空を浮いていたかのような、そんな恍惚感がありありと見てとれて。
そんな二人はお互いを愛し合うようになるんですね。
そして、急流があったり、沼から船が動かなくなったりと何度もピンチをくぐり抜けて、なんとかドイツ軍の一隻の戦艦の近くまで辿り着きます。
俺が行く、いいや私よ、よし死ぬ時は一緒だ!と一連の流れをやりまして、いよいよ船に積んだ魚雷をぶちかましに行きます。
結構の時、それは嵐。
無謀にも嵐の中、船で突撃!
当然のことながら転覆します。
二人は離れ離れになり、助かったチャーリーはそのドイツ軍戦艦の兵士たちに捕まり、尋問されて。
そこにローズも捕まってきて、今までの経緯を洗いざらいぶちまけます。
ドイツ軍の指揮官は二人を吊るし首の刑に処す、とのことで二人もいよいよ最期か、となったところ、チャーリーが指揮官に死ぬ前にローズと結婚させてくれ、とお願いして。
指揮官、これを承諾、二人は結婚、晴れて夫婦ともども吊るし首の刑に処されようとしたところ、奇跡的に転覆した魚雷を積んだ船と衝突。
(別カットのアングルでそうなる予感満々でしたが)
船は沈没し、二人は海で夫婦になったことを祝い、チャンチャン。
途中でできた動物が楽しかったり、自然がたくさん見らたり、目の保養になる作品でしたね。
製作国
アメリカ
イギリス
監督
出演
チャーリー:ハンフリー・ボガード
ローズ:キャサリン・ヘプバーン