※大喜利元ネタ
■紳士は金髪がお好き(1953)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、63本目。
以下、ネタバレ備忘録。
歌手でありタイプの違う美しい女性2人が、エレガントに金や男に思うがまま生きようとする話。
お金持ち大好きの女、ローレライ。
イケメン大好きの女、ドロシー。
2人は大の親友であり、常に助け合う存在。
ローレライは金持ちのガスと結婚をしたがっているがガスの父は猛反対していて、「だったら外国で式あげよっか」ってなってる。
しかし、結局ガスは行けず、お目付役として新友のドロシーがお目付役という名目でローレライとともに船旅へ。
しかし、ガスはさらに見張り役として探偵=マローンを雇っていたんですね。
その船の中でも、婚約しているというのにローレライは金持ちの男=ピギーを探して。
そんで、取り入って仲良くし始めて。
そう言った行動をマローンはつぶさに観察。
浮気の証拠を掴もうとします。
ただ、マローンはマローンで、ドロシーといい感じになっちゃうんですが。
そんで探偵とかピギーで卓を囲んでいたら、ピークマンの奥さんも入ってきて。
そこで、超絶豪華なティアラを見せびらかします。
もう、ローレライは喉から手が出ているのが見てとれて。
その後、ピギーと密会をしたときの証拠としてマローン撮られた写真を撮られるんですが、それを奪ったときにそのティアラをおねだりするんですね。
結果、ローレライ、ティアラ、ゲット!
しかし、このティアラは奥様の宝物。このまま話が終わるわけはなく。
奥様は盗まれた、と弁護士を立てて訴えて。
ローレライはなぜそれを手にしたのか、説明ができません。
それでもまだなお返したくないローレライ、不満を述べながらも捕まるのは嫌だと、しぶしぶティアラを返そうとするんですが、手持ちのバッグにはない。
なんとかする、と言ってローレライのモノマネをしだすドロシー。
裁判所で歌い倒します。
その裁判所に着いてドロシーに「余計なこと言うな」を詩的に言われたマローンはその状況から駅で見かけたピギーを思い出してピンときて。
連れてきたピギーのバックからはティアラが。
一度ドロシー扮するローレライのてに渡ってから裁判所の手に渡り弁護士に渡り、回り回ってきちんとティアラがピギーに帰ってきて、一件落着。
奥さんも一安心、ってとこでしょう。
その後は、本物のローレライがガスの父親を説得してドロシー&マローンとダブル結婚式を挙げてジ・エンド。
色っぽい二人が見せるその雰囲気はうっとりすることこの上なく、話はわりとわがまま放題言っている女性とそれを擁護する女性というなんとも自己中の話なのに、視聴感はわりとスッキリ。
さすが、マリリン・モンロー。
オイラも、世代を超えて悩殺されましたかね。
ティアラを被ったモンロー、無邪気なお姫様のようでした。
製作国
アメリカ
監督
出演
ドロシー・ショー:ジェーン・ラッセル
ピギー:チャールズ・コバーン