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「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

カッコいいおじさんが、もうカッコいいおじさんをやめたい、と言い出した。 その理由は?【映画大喜利1000本ノック】

映画大喜利

 

 

Q.

 
カッコいいおじさんが、もうカッコいいおじさんをやめたい、と言い出した。 その理由は?
 
 

 

 

 

A.

 

キレイなおばさんと可愛いお姉さんと超カッコいいお兄さんの三角関係をなだめるのがもうイヤ

 

 

 

 
 
 
 

大喜利元ネタ

 
 
バンドワゴン(1953)
 
 
 
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、64本目。
以下、ネタバレ備忘録。
 
落ち目の素敵なおじさんが、新しく自分のできることを広げて舞台で奮闘する話。
 
カラーになったフレッド・アステア
相変わらずタキシードが決まってて、カッコいい。
 
タップダンスで踊りまくる、というアステアではなく、歌と雰囲気の軽やかさを強く感じたかなあ。
あまり考えずに観れる。
 
物語は、アステア演じるトニーがもう一度舞台の世界で光り輝くために仲間と共に新しい舞台に挑戦する、というもの。
 
友達の夫婦二人(マートン夫妻)は気のいい人たちなんだけど、紹介されたジェフリーがこれまた曲者で。
 
現代の人に受けそうな脚本を持ってきたマートンたちに、自分なりの古典的アレンジをふんだんに盛り込もうとしていてね。
 
結局、現代版『ファウスト』をやりたいんだと。
 
 
 
トニーも「そんなんやれるか!」って出て行こうとするも、ジェフリーの熱量にほだされて、なんやかんやその現代版ファウストをやることになって。
 
 
次に出てくるのが今回のヒロイン的立ち位置のガブリエル。もともとバレエダンサー。
 
歳はだいぶ離れているだろうけど、最初からトニーとケンカ。
 
出演しない気満々だったのが、ジェフリーが振るうスポンサーへの名演説の終わったところとちょうどカチあって断るに断れない状態。
 
 
二人は嫌いというわけじゃないんだけど、なにかとトニーと歯車が合わなくて。
 
 
そんな折、トニーが稽古中に自分が何をやってるのかわからなくなり、キレてしまう。
 
 
そこで、「お前ちょっと行ってこいよ」と指をさされたガブリエル。
 
 
いやいやながらトニーの元へやってきて。
 
 
そこで、なんか知らないけど二人は意気投合。
 
街に出て公園で二人で社交ダンスを繰り広げます。
 
 
それからはもう二人は信頼しあってね。
 
ガブリエルは恋人いたはずなのに、トニーに心なびいてる様子。
 
 
そして、スポンサー様への現代版ファウストの芝居をお披露目。
 
観客席に入る前の朗らかで陽気だった金持ちたちが、出てくる時お通夜状態。
 
面白くないという次元ではなく、とんでもない悪寒を湧きあがらせたくらいの勢い。
 
 
トニーが行った豪華な打ち上げパーティには誰もおらず、楽団のハーモニーだけがその場に響いていた。
 
 
この芝居の失敗を、別で開かれていた若手役者たちと共に明るく話すトニー。
 
話していくうちに猛り切り、ジェフリーに「もう別の芝居やるぞ!」ってな感じで、電話をしたが、留守。
 
実は後ろにいたジェフリーも、トニーをリーダーと認め、カンパニーは新たな船出を切る。
 
 
なんやかんやアメリカ全土を回り回って、ニューヨーク。
 
 
ガブリエルの恋人がいる土地。
 
ここでトニーの気持ちが決着するはず。
 
 
ここで劇中劇だあるギャングショー。
なかなか渋ぬ危険な香りのする芝居でね。
 
 
終演後、ニューヨークでぶちかましたこの芝居は手応えがあったのに、みんな打ち上げしないの少々寂しさを覚えながら外出して飲みに行こうとするトニー。
 
 
扉を開けると、そこにはカンパニー一同が集まっていて、今回のリーダー、トニーを祝福。
 
 
ガブリエルも愛しているふうな感じのセリフを発して、みんなにこやかなところでこの映画のテーマソングでもある「ザッツ・エンターテイメント」を歌いジ・エンド。
 
 
 
 
ふわ〜っと見られる楽しい雰囲気を持った作品でした。
 
 
 
 
 
製作国
監督
出演
トニー・ハンター:フレッド・アステア
ガブリエル・ジェラード:シド・チャリシー