※大喜利元ネタ
■サイコ(1960)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、109本目。 以下、ネタバレ備忘録。
母のことを執拗に思い続ける変わり者が自分の経営しているモーテルに来た人を殺していく話。
■真昼の決闘(1952)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、68本目。
以下、ネタバレ備忘録。
極悪野郎が街に帰ってくるから退治しようと街の人に声をかけるも、誰も協力してくれず、一人で立ち向かう話。
いや〜〜〜、みんな薄情。笑っちゃうくらい。
そりゃ、協力できないのもわかるけども。
ウィル(ゲイリー・クーパー)がかつて保安官として逮捕した極悪人が死刑にならず恩赦で釈放。
仕返しにくるのがわかっているので、逃げようとも考えたウィルだったが、立ち向かわなくてはならない相手として、街にもどり。
相手は4人。
街の中で協力してくれそうな人たちに声をかけていく。
しかし、この世に人の情けなどあったものか、という仕打ちを受けることに。
友達と思っていた男は居留守を使い、酒場では嫌味を言われ。
保安官補佐の若い男には協力するからその見返りよこせと足元を見られ。
教会に行けば、今までの保安官の行いに感謝はされつつも争いごとは街の価値が下がるから他所でやってくれつまり街から出て行ってくれ、と言われて。
唯一協力してくれそうだった男も、味方がいないなら無理、と拒否られ。
挙句の果てには16歳の子どもからしか協力の申し出がない始末。
結局、ウィルは一人で超極悪人とその仲間と対峙して。
街は静まり返り、外にいるのはウィルとその4人だけになり。
ウィルは、一人、また一人と撃ち殺して行きます。
・・・えっ。
結構順調に人減らしてるね。
一人じゃ到底叶わない感じ出してたのに。
そして、残り二人。
そこで、妻となったエミイが殺すの反対してたエミイが、撃ち殺された男のそばにあった銃で仲間の一人を撃ち殺します。
なんだよ、父と兄が銃で死んだから平和主義の宗教入ってたのに。
イケる口じゃん!
そして、さいごの極悪人もとくにき危なげなく弾をぶち込み。
全てが終わった後、堰き止めていた門が開いたかのようにわらわらと街の住民が出てきて。
今まで見向きもしなかった親戚の子供が宝くじ当てたから会いに行ってみようか、というくらいのノソノソ感で人は集まって。
ウィルは保安官バッジを足下に投げ捨て、一言も言葉を発さず、16歳の子だけに目をかけ、通りかかった馬車に妻と乗り込み、ジ・エンド。
ウィルの、静かな憤りが伝わってくる最後でした。