※大喜利元ネタ
■踊る大紐育(1949)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、73本目。
以下、ネタバレ備忘録。
運命の人と出会った、なんて本気で言ってみたりして一夜を共にしてまた町かれ町へ移っていく水平たちの話。
ストーリーはシンプル。
ニューヨークに降り立ったらば、水平たち三人はめぼしい女性を探し一晩楽しく遊び明かす、そのために奮闘する。
そして、女性もそれを受けてか映画時間の節約か、みんなだいたい一目惚れ。
そんな中、ゲイビーのお相手になるヴィラは「ミス地下鉄」と言われていて。
ゲイビーはすごい人だと勘違い。
みんなで手分けしてニューヨーク探しまくります。
まあ、見つかるはずなんてないかー、なんて、それぞれ遊んでて。
そして、女性はカラフルな衣装に包まれ、みんなでタップだのなんだのを踊りまくる。
途中で出てくる誰ともカップルにならない個性的な娘にゲイビー(ジーン・ケリー)が家まで送り、「僕は君と出会う前に運命の相手巡り会った。君にも運命の相手が見つかるさ」と視聴者の分身であるであろう娘に言ったりしてるところが、当時の感激を想像して、オイラも感激。
その後ゲイビーと遊園地で仕事をしていたヴィラはどんな仕事をしていてもいい、なんつって。
出会えるのは今夜限りなのに、「愛してる」ってね。
他の二組のカップルも、男性はそんな乗り気でもなかったのに女性の方から「あなたに決めた!」ですからね。
この人たち、これからの人生こんなことを何回やるつもりなの。
最後は、女性たちが出航する三人を見送って新しい水平たちが昨日と同じように降り立った瞬間その喜びを歌い出して、ジ・エンド。
とにかく勢いがあり、楽しい作品。
脳みそのアイロンがけとしても使える映画でした。
製作国
アメリカ
監督
出演
ゲイビー:ジーン・ケリー
チップ:フランクシナトラ
アイヴィ・スミス:ヴィラ=エレン