思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

銀ギツネの毛皮との交換にちょうどいいのは?【映画大喜利1000本ノック】

映画大喜利

 

 

Q.

 
銀ギツネの毛皮との交換にちょうどいいのは?
 
 

 

 

 

A.

 

・銀ギツネの供養費用
 
 
 
 
・小島よしおの営業2回
 

 

 

 
 
 
 

大喜利元ネタ

 
 
アジアの嵐(1928)
 
 
 
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、77本目。
以下、ネタバレ備忘録。
 
銀ギツネの毛皮奪われて切れたけど、悪徳ラマ僧が落としていったジンギスカンの末裔の証入っててラッキー、みたいな話。
 
モンゴルをうまくあやつろうとしているイギリス、アメリカ。
現地民族であるバイールは、銀ギツネの毛皮が取れた、って張り切って市に行くんですが、そこを牛耳っているイギリス軍人がその毛皮を安く買い取ろうとして。
 
バイール、逆上。
 
イギリス軍人に追われて、山の中に逃げ込んで。
 
レジスタンス組織の仲間入りを果たすんだけど、捕まり。
 
イギリス軍人に撃たれ、ついに命の灯火が費える、と言ったところで、母が拾って持たされたラマ僧のお守りの中からジンギスカンの末裔の証が。
 
イギリス軍の策略の中で、バイールは命を取り留め、プリンスとして仕立て上げられます。
 
そんな、よくある大事に持っていた恋人の写真が入っているロケットにたまたま弾丸が当たった感じのラッキーが起きて。
 
そこからバイールはイギリス軍の傀儡となり、おとなしーく、過ごします。
 
ジンギスカンの末裔ということで、プリンスに仕立て上げられて。
 
服装も豪華になり、結果、雰囲気イケメンみたいになります。
 
その姿を見てイギリス軍側の欧米女性が、
 
「プリンスよ、ステキ・・・♡」
なんて言って。
身なりでイケメンに見えるのは、相当歴史あるこんじゃないの、と思わされたよね。
 
 
でもしかし、ある時そのプリンスバイールが、その女性が自分が売ろうとしていた銀ギツネの毛皮をマフラーにしているのを見つけて。
 
それに触れただけで、女性が激ギレ。
ロングトーンの叫び声をあげます。
 
いやいや、直近までバイールのこと「ステキ♡」とか抜かしてたじゃん・・・
 
もう、腐り果てたゾンビに触られたかのような叫び声あげてさ。
 
これはもしかして、ステキ♡は馬鹿にしてたのか?
・・・まあまあ、なきにせよあらず。
 
 
そんで、別のタイミングで同胞殺されたりして、バイールはバイールで激ギレ。
 
怒ったことで、他の同胞もどういう理屈か共鳴。
 
なぜか神風の如く本物の嵐が巻き起きて。
 
 
その勢いのまま終了。
 
 
スーパーサイヤ人になるパートがまるまるカットされたドラゴンボールZのような、「バイールどこでそんな力手に入れた?」感、つまり時を削られたような、後半いい感じでテンションがあがる作品でした。
 
 
製作国
ロシア
監督
フセヴォロド・プドフキン
出演
ワレライ・インキジノフ