思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

なるべく早く鳥たちと仲良くなる方法を教えてください。【映画大喜利1000本ノック】

映画大喜利

 

 

Q.

 
なるべく早く鳥たちと仲良くなる方法を教えてください。
 
 

 

 

 

A.

 

オウムを通訳に雇う

 

 

 

 
 
 
 

大喜利元ネタ

 
 
鳥(1963)
 
 
 
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、91本目。
以下、ネタバレ備忘録。
 
 
大量の鳥が人間を襲ってくる話。
 
初期パニックホラーといった感じ。
理由なく鳥たちのタイミングで襲ったり襲わなかったり。
 
鳥目線で描かれることもなく、主人公は人間の女性メラニー。親が新聞社の社長で、ちょっとした金持ちだ。
 
バードショップで出会った男性=ミッチが気にかかり、その男性が妹のために欲しがった鳥をわざわざ100km近くかけて運転し、さらには見つかりづらくするためボートを借りて湖を渡り、勝手に家に入って置いてきて。
 
うーん、こういう常識の外し方。
これが破天荒ってやつかね?
 
鳥が家にあって驚いているミッチをボートに隠れて観察して、見つかって。
 
そのボートで岸まで移動中に鳥に襲われ始めます。
カモメがメラニーを奇襲。
 
これが序の口。
 
 
そこからはもう、おびただしい数のカラスが家の中に入ってきたり、知り合いが鳥に襲われて死んで目玉がほじくられていたり。
 
中でも恐ろしいのが、ジャングルジムに大量に止まったカラスは小学校を襲おうとしてるところ。
この小学校にはミッチの妹キャシーが通っている。
 
 
びっしりジムの棒を埋めつくしてて、どのように小学生を襲おうかと待ちに待っているカラスの集団。
 
いや、あれやられたら、たまりませんわ。
 
こうなったら、オイラが昔一匹のカラスに襲われた時にやった「昇竜拳」のようなアクションでは全く対抗できず、さっきの知り合いみたく最終的に目玉をほじくられるだけ。
 
そして、小学生たちは自分の家に帰ったり、何かしらの建物に行くわけですが、これ、どこ行っても危険ご回避できるわけではないんですよね。
運。
 
だって、ガラスの窓破ってくるんだもん。
 
コンクリートの建物で、鉄製の扉のところがあればまだ避難の意味もあるけど、ここは田舎町。
 
そんなもんありません。
 
そんな感じで鳥に襲われまくり、ほんとヤバいと街の人に伝えつつ、メラニーたちは一度ミッチ宅へ。
 
いつ襲ってくるかわからないくらい外には大量の鳥が。
 
恐怖と緊張に苛まれながら、家の中でみんなはまどろみ。
 
一人起きたメラニー。何処かから聞こえる音が気になる様子。
 
 
階段を上って扉の前に立って。
 
そして、部屋を覗くこともなく、そのまま一度部屋に入ったら、そこには鳥たちがもうわんさかおり。
 
慌てて逃げようとするも、鳥たちの攻撃でそれもうまくいかず、あえなく気絶。
 
これ、ドキドキはするけど。
するんだけど、身の危険を感じるんだからいるかもしれない予想を人はするはずよ!?
 
一回部屋に入るって、この鳥たちに神経を使って疲れ果ててる状態で一作業だしさ。
 
まあ、その後はそこで何かが起こったことを察知したミッチが助けにくるんだけどね。
 
扉に重しになっているメラニーをなんとか助け、介抱してさ。
 
それで!これはまずいと、医者に見せにいくことにして。
 
で、車を撮りに行くところがまた緊張感がハンパない。
 
もう、画面は鳥、鳥、鳥!
 
今までもそうだけど、「これどうやって撮ったの!?」ってさ。
オイラにとってはメタ的なところがとても楽しくてね。
 
いや、口には出さず無意識的にみんな思ってるからこそ名作なんだろうけど。素晴らしい。
 
そんで、車移動して、メラニーのせて、みんなでお医者さんのところへむかっていく間、鳥はなんもしません。
 
そこで、ジ・エンド。
 
結局鳥たちの目的はわからず。
 
捕まった鳥に対する救出劇だったのか。人間たちに対する下剋上だったのか。
 
理由なき襲撃は、人々がいろいろなことが想像できそうです。
 
製作国
監督
出演
メラニー・ダニエルズ:ティッピ・ヘドレン
ミッチ・ブレナー:ロッド・テイラー
キャシー・ブレナー:ヴェロニカ・カートライト