※大喜利元ネタ
■裏窓(1954)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、92本目。
以下、ネタバレ備忘録。
裏窓から見た不審な行動を殺人に結びつけ、犯人逮捕までつなげちゃう話。
主人公は覗き趣味のカメラマン、左足を骨折していたジェフはいつも窓の外から人ん家を覗いていた。
そして、美女からも好かれて婚約もしていた。
ある時、夫婦喧嘩の絶えない部屋から妻が消えて。
その深夜にスーツケースを何度も運ぶその部屋の夫。
「これは、ひょっとしたらひょっとするかも」なんつって、彼女である美女=リサやお手伝いに来てるおばさんと話し合ったり。
そんで、知り合いに刑事がいるから「あいつ怪しい」っつって、報告。動いてくれるようお願いすると、どういう関係性なのか、フットワーク軽く動いてくれるご様子。
ただ、スーツケース何度も運ぶくらいじゃ逮捕の決め手にはならない。
そんで、奥さんの結婚指輪がどうだ、犬が首へし折られて殺されたのがどうだあって、リサは男の家に忍び込みます。
そんでここが面白いのが、ジェフが足折れてて、お手伝いさんも男の部屋にまでは忍び込むことができずジェフの部屋戻ってきたところから、リサが男の家にいる間にその男が帰ってきてしまうところ。
リサのことは見えるが、こちらからは何もできない。
あわや殺されかねないところで、呼んでいた警察が到着。
そこでわちゃわちゃやって。
その時に、こちらがあちらを覗いてたことがバレて。
よく言う、「深淵を覗いている時深淵もまたこちらを覗いているのだ」的な。
リサは逮捕され、保釈金はお手伝いさんに持たせて、ジェフ、部屋に一人っきり。
そこで、犯人のコツーン、コツーンという足音が。
ジェフも臨戦体制。
まあ、その男が拳銃とか持っていなくて、無防備に覗いている男の家に来るのもどうかと思うけど。
結果的に足を怪我していたジェフ。
フラッシュで何度か目眩し&外に知らせて。
首を絞めて、窓の外から落とされそうになったところ、警察が到着。
それでもまだ、男は首から手を離さず。
怒りのあまりか、窓の外からジェフを落として。
・・・暴走機関車じゃんよ。
まあ、計算できる男なら、もっと慎重に奥さん殺すかね。
そもそもカーテンすら閉めないし。
数日後。
生きてたジェフはもう片方の足も骨折。
隣には、美女のリサが一緒にいて、ジ・エンド。
リサ役のグレース・ケリーがお美しい、けっこう面白い設定のシチュエーション映画でした。
・・・犯人もカーテンくらいしなさいよ。
心理的にも。
製作国
アメリカ
監督
出演
L・B・ジェフリーズ:ジェームズ・スチュアート
リザ・フレモント:グレース・ケリー
ラーズ・ソーワルド:レイモンド・バー