※大喜利元ネタ
■ティファニーで朝食を(1961)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、105本目。
以下、ネタバレ備忘録。
思うがままに生きていきたい美女が、全然上手く生きられない話。
ティファニーの店の前でクロワッサンをかじる女性から物語は始まる。
上の階に引っ越してきた、ポール。マダムに飼われながら売れない作家として暮らしてる。
その下の階に住む、ホリー。この女性が、この物語の中心。
まあ、ホリーは美人で、モテまくってね。
その美貌を思う存分発揮して、男友達と遊びまくり。
その中でも、やっぱり金持ちと結婚したがったりして。
そんな生活を傍目に見ながら、一友人として接するポール。
当然、ポールもホリーが好きです。
友達付き合いをする中で、2人はデート。
その中で、ポールは作家としてもらった原稿料からティファニーで何か、ホリーにプレゼントをしようとしてね。
でも、予算の10ドルで買えるものは、ピン留め。
しかし、ポールはポケットの中に渡そうと思っていたお菓子のおまけの指輪があることを思い出して。
それに、文字を掘ってもらおうとして。
ティファニー、これを快諾。
「映画終わった後真似する人出てきただろうな」と思われるはからい。
そして、二人は好き同士になったりして。
ただ、ホリーには兄が軍隊から帰ってくる時のためのお金が必要。
結局、金持ちの男になびき、ポールとの仲は破綻。
数ヶ月後、結婚するため、ニューヨークを離れるブラジルに行くから、とポールに最後のあいさつのため家に呼ぶホリー。
どんな仲なんでしょうか。
しかし、その日のうちに、ホリー逮捕。
つるんでいた男の中に、やべーボスがいたのが原因。
保釈されてタクシーにポールと乗るホリー。
金持ち男は逮捕を聞いてもう結婚しない、つってんのにブラジルにまだ行こうとする。
何言ってんだ、と言わんばかりに止めるポール。
まだ自暴自棄気味になってしまったホリーは、飼い猫を自由にすっべと、その辺に放ります。
猫、かわいそうだな、と思っていた矢先に、ポールがキレて、乗ってたタクシーを降り、猫探し。
ホリーも、10秒後くらい、反省したのか、泣きながら一緒に猫探し。
猫見つかって、ポールとホリーがキスして、ジ・エンド。
これ「最後のシーンでキスしたのはいいけど、まーた2、3悶着くらいして落ち着かないんじゃないかな」と思わせる、刹那的な女性の、満たされない満たせない一生の一部を垣間見るような映画でした。
製作国
アメリカ
監督
出演
ホリー・ゴライトリー:オードリー・ヘップバーン
ポール・バージャク:ジョージ・ペハード
2E:パトリシア・ニール