※大喜利元ネタ
■間違えられた男(1958)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、113本目。
強盗犯に間違われた男が、ただでさえ金もないのにさらにお金がかかり、妻も病んでしまうと言う恐ろしい話。
保険会社からお金を借りようとしたら、前にこの事務所を襲った強盗にそっくりで、バーでベースを弾いてるマニー。
警察に逮捕されます。
これね、今でも色々な作品があると思うけど、警察に連れて行かれた時点でかなり詰んでるのよ。
もう、警察の匙加減でなんとでもなる。
何も手がない。
今でこそ、すぐに弁護士呼べたりするんだろうけど、この時代はなすがまま。
保釈されて、ようやく弁護士に相談。
そして、証言をしてくれる人を自分で探して。
そんで、その証言してほしい人二人くらいいるんだけど、そこ行ったら死んでんのよ。
二人とも。
別々で。
それで、マニーの奥さん、狂っちゃって、病院行き。
裁判でも、陪審員の目は冷ややか。
なんとか再審に持っていったところで、真犯人逮捕でことなきを得るけど。
ここで、保険会社の目撃者やら警察やらの態度がまた腹立つんですよね。
警察なんて、「いいかい?」の一言。
目撃者の女性は、罰が悪そうに、謝りもせず、小走りで走り去っていきましたもんね。
こいつらに人の心があるのか。
そんで、マニーは奥さんに裁判の必要はもうないことを報告しに行き。
しかし、奥さん、気分は晴れず、不調は続き。
そして、2年後復活、としてジ・エンド。
このタイプの恐怖は自分の身にも起こりそうで、じわじわと背中に汗をかくようなものでした。
警察機構は、どのように犯人を挙げてるか、しっかり見える化してほしいやね。
製作国
アメリカ
監督
出演
マニー:ヘンリー・フォンダ
ローズ:ヴェラ・マイルズ