思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

ハイソサエティな夫人。初めて会う男性のどこを見ている?【映画大喜利1000本ノック】

映画大喜利

 

 

Q.

 
ハイソサエティな夫人。初めて会う男性のどこを見ている?
 
 

 

 

 

A.

 

どれだけクッション性があるかどうか

 

 

 

 
 
 
 

大喜利元ネタ

 
 
マルクス兄弟のオペラは踊る(1935)
 
 
 
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、115本目。 以下、ネタバレ備忘録。
 
詐欺師のドリフトウッドが、資産家の大富豪をたらし込んで結婚しようとしてドタバタやってる傍ら、目の出ないテナー歌手とソプラノ歌手が結ばれる話。コメディ。
 
このマルクス兄弟の作品というのはおそらく、しっちゃかめったゃかな会話というのがその特色の一つだと思うんですが、面白い、というより揺さぶられる感じ。
 
当然こういうフリだったらこの範囲の答えだろう、というのからズラされてしまうから会話が噛み合わない感じもするけど、ツッコミはなくそのままやりとりは進む。
 
気づいたら、めちゃくちゃな結果になってる、という流れ。
 
一種のおかしみがあり、これも人間の知恵なんだな、と思いつつ。
 
そのほか印象に残ったのは、船の狭い客室に密航してきたテナー歌手やマネージャーを筆頭に、ベッドメイク、爪の手入れ、頼んだルームサービス、掃除夫なんかが全て文句も言わずその部屋に押し込まれるシーン。
 
 
みんな、口、ついてるのか・・・?
 
 
という心ツッコミはなかなか楽しい。
 
 
また、契約書を「必要ない」と言って、どんどんちぎっていくシーンも、ナンセンスでなんだか小気味良い。
 
1933年のコメディでけど、今にまで息づいているものもある感じがした、揺さぶられたい時にオススメな映画でした。
 
 
製作国
監督
出演
オーティス・B・ドリフトウッド:グルーチョ・マルクス
フィオレッロ:チコ・マルクス
トマッソ:ハーポ・マルクス