※大喜利元ネタ
■椿姫(1936)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、120本目。 以下、ネタバレ備忘録。
遊び人だった女性が、ある青年から本当の愛を感じるものの、離ればなれになり、死ぬ話。
若い時遊んでたツケでなのか、病に伏せがちな椿姫。
いつか話がしてみたい、とずっと好きだった青年、アルマン。
劇場で、金持ちバロンとの勘違いから、初お目見え。
さらにそこからアルマンの一途な思いが募ります。
今までの交際相手とは遊びの関係ばかりで、本気で愛されたことのない椿姫。
お金も立場もないアルマンの真剣な眼差しに惹かれて。
そんで、二人はバロンとの関係など、紆余曲折あったも、一緒の時間を多く過ごし、椿姫も幸せな時を過ごします。
そんな中、青年の父が、二人の愛の巣があるどっかの田舎に、「息子の将来を願うなら、別れてやってくれ」と嘆願しにきます。
個人的に、ここがどちらも嘘偽りがなく、一番グッと来るシーン。
結局、椿姫は悩んだ挙句、別れることを決意。
昨日まで愛を語っていたアルマンに、今日から急に冷たく当たります。
アルマン、失望。
バロンの元に戻った椿姫。
一緒にいたパーティ会場でアルマンに会っても、態度は変えません。
その後、アルマンは旅に出て。
その間に椿姫は病状悪化。
病床に伏せていて、元気はなく。
知人がアルマンに伝えても、椿姫の元には行かない、と言い。
優しい知人が椿姫のところでアルマンのことを取り繕って。
アルマンが帰ってきたら元気になるわ、と言い、希望を持つも。
それをぶち壊す、かつての遊び仲間。
もう、椿姫は気力がなくなってしまい。
死の床につきそうな椿姫。
さすがにそれを聞きアルマンがやってきて、椿姫を励まして。
しかし、もう椿姫の体力は持たず。
椿姫、アルマンの腕の中で死亡。
そして、無情にもここでジ・エンド。
恋愛ドラマの雛形を見ているような、きっちり感情の変化をさせてもらった作品でした。
製作国
アメリカ
監督
出演
マルグリット・ゴーティエ:グレタ・ガルボ
アルマン・デュヴァル:ロバート・テイラー
アルマンの父:ライオネル・バリモア