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「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

子供たちに憧れられるその男。 憧れられたきっかけは?【映画大喜利1000本ノック】

映画大喜利

 

 

Q.

 
子供たちに憧れられるその男。
憧れられたきっかけは?
 
 

 

 

 

A.

 

ミニ四駆を履いている

 

 

 

 
 
 
 

大喜利元ネタ

 
 
 
 
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、127本目。
以下、ネタバレ備忘録。
 
あるギャングが、友人の神父や悪ガキたちのことを気にかけるも、悪いことを止めることができず逮捕されて最後はその友人たちのために一肌脱ぐ話。
 
 
ギャングになる前の悪ガキ時代、2人は親友同士で、盗みを行っていて。
 
1人が捕まり、1人は逃げ延びることができ。
 
捕まった方は、それが原因でさらに悪い道に進み悪名高きギャングになり。
 
逃げ延びた方は、聖職である神父になり。
 
そのギャングであるロッキーは、久しぶりにムショから出てきて、懐かしの顔に会いに行く途中に悪ガキたちからサイフをスられて。
 
悪ガキたちを懲らしめて、それがきっかけで悪ガキたちに目をかけるようになる。
 
そりゃあ、新聞にも載る大悪党で、悪ガキたちからしたら憧れの存在で。
 
そして、その後、ロッキーは親友であるジェリーと15年ぶりの再会。
 
二人の友情は変わらないものでござんした。
 
 
ジェリーのつてで部屋を借りたロッキー。
 
そこには、かつてからかっていた女の子ローリーの成長した姿が。
 
惚れるロッキー。まだこの時点では、誰かはわかっていないけどね。
 
その後、ロッキーは自分がムショ暮らしを送る前にもらう約束をした10万ドルをとりにフレイザーのもとへ。
 
しかし、なんだか歓迎ムードというわけではなく、フレイザーサイドとしては邪魔者でしかない様子。
 
フレイザーは、部下にロッキーを殺すよう命じて。
 
数日後、ロッキーはお店でそれを返り討ちに。
 
ロッキー、フレイザーを誘拐して10万ドルゲット。
 
そのうち1万ドルをジェリーに寄付しようとするも、誰から送ったかなんてバレバレ。
突き返されてしまって。
 
 
そうして、ロッキーとジェリーの対決。
 
 
ジェリーはロッキーがした悪事を暴くといい、ロッキーはやれるもんならやってみろ、といい。
 
 
そんな中、フレイザーサイドはフレイザーのボスであるキーファーを頭に、ロッキーを殺す算段をして。
 
キーファーを撃ち殺す、ロッキー。
 
フレイザーも、当然始末します。
 
 
さらにキーファーのビルでその部下たちとも銃撃戦になり。
 
警察もやってきて、包囲されて。
 
取り囲まれ、射殺待ったなしのところで、神父登場。
 
ロッキーを説得にあたります。
 
自首するように説得に応じたふりをして、隙を見てジェリーに銃を突きつけて脱出を試みる、ロッキー。
 
しかし、それは自首をするのがカッコ悪いことだからなのか、装ったように失敗。
 
その銃には弾が入っておりませんでした。
 
 
ロッキー、死刑が決定。
 
最後のとき、面会に来る神父ジェリー。
 
さらにそこでジェリーは過酷なお願いを引っ提げてきたのでした。
 
 
そのお願いというのは、「カッコ悪く死んでくれ」ということ。
 
 
泣き叫んで、情けない様子を見せてくれれば、悪ガキたちが崇拝したままにならなく、悪いヤツの末路は良いものじゃない、ということを教えられると思ったのでしょう。
 
 
拒否るロッキー。
 
 
それでも信じるジェリー。
 
 
 
そうして、最後、ロッキーは死刑が執行される部屋まで歩く際も刑務官に絡んだりして。
 
電気椅子が目の前に迫る、ロッキー。
 
 
最後、ロッキーは、
 
「死にたくない、やめてくれ!」
 
と、必死の抵抗としてもがき。
 
電気椅子に座り、死亡。
 
 
それが新聞に載り、悪ガキたちの目に入り、悪ガキたち、失望。
 
 
そして、神父さんにも新聞の内容を確認。
 
 
神父さん、書かれてることが全てだ、と伝え、悪ガキたちも思うところがありながらロッキーを弔いに行くところで、ジ・エンド。
 
 
ツッパって生きてきたロッキーが、親友のためなのか、情けなく叫び出す演技をするところがグッとくる、誰からも愛と優しさをしっかりと与えてもらえなかった環境から育った寂しい男を描いた、そんな映画でした。
 
製作国
監督
出演
ロッキー・サリバン :ジェームズ・キャグニー
ジェリー・コノリー:パット・オブライエン