※大喜利元ネタ
■ヒズ・ガール・フライデー(1940)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、128本目。 以下、ネタバレ備忘録。
元女記者が結婚して記者生活から離れようとするも、そうはいかず、なぜか元だんなと寄りを戻す話。
スクリューボールコメディ。
スクリューボールらしく、やりとりが早口かつ鋭く、さらにそこに会話のチグハグさも含まれていて。
そんで、人と関わるときも嘘ばっかりついててね。
まあ、元妻のヒルディもそれはわかっていて。
それで、終盤にウォルターがヒルディに愛してるんだやり直そう、みたいなこと言ったりするんだけど、オイラは「コイツの言葉って信用できるんか?」などと思ったりして。
奥さん、ウォルターがどんなやつかわかってるだろうに。
でも最終的に、ウォルターが婚約者の元へ行ってしまえ、と突き放すと、ヒルディもあなたを愛しているわ、なんつって。
「なんじゃこりゃ!」
という感じでね。
最後は二人でヨリを戻すことになり、新婚旅行先になったところに住んでいる、婚約者であった男の家に世話になろう、なんつってジ・エンド。
途中、ある女性が新聞記者なんて私の真実の話をしてもまとも聞かないくせに、聞きたいことがあると詰め寄ってくる、と飛び降りるシーンがあり。
コメディの中に社会問題を提起してるところもあったりしてね。
そこだけ異質ではあり。
しかし、全般的にハワードホークスのコメディの、早口やりとり映画でした。
製作国
アメリカ
監督
出演
ウォルター・バーンズ::ケーリー・グラント
ヒルデガルド・“ヒルディ”・ジョンソン:ロザリンド・ラッセル
ブルース・ボードウィン::ラルフ・ベラミー