※大喜利元ネタ
■陽は昇る(1939)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、137本目。
以下、ネタバレ備忘録。
ジャン・ギャバン扮する労働階級の男フランソワが人殺しをして、自分も死んじゃう話。
いやあ、なんだか、何見せられたんだか。
男も女も、あっち行ったりこっち行ったり。
特に、フランソワが愛したフランソワーズがひどい。
印象的なのは、フランソワを愛してると言っておきながら、フランソワの恋敵のバレンティンからもらったアクセサリーをフランソワに渡して、「大切に持っていてね」だと。
罪な女や。
そんなわちゃわちゃやったのを思い返して、フランソワが拳銃自殺。
催涙弾の煙がもうもうと立ち上がって、ジ・エンド。
もう一つ印象的なことが、こいつなんなんだ的なことやったのが、先ほどの恋敵、バレンティン。
フランソワをフランソワーズから手を引かせようと、自分がフランソワーズの父親であると告白。
あ、だから目をかけてあげてた的なことだったのか、と思ったのも束の間。
その後フランソワが、フランソワーズにも確認。
そしたら彼女、バレンティンは父親なんかじゃないと。
本人からも後から「父親じゃないよバーカ!」だって。
あっていいの?そんなん。
卑怯すぎだろ、バレンティン。
そんなこんなもあって、フランソワに撃たれるんですけどね。
なんか、フランス語のようにフワフワして取り止めのない、そんな映画でした。
製作国
フランス
監督
出演
フランソワ:ジャン・ギャバン
フランソワーズ:ジャクリーヌ・ローラン
クララ:アルレッティ