思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

「私を愛しなさいよ!」みたいなことを言ってください。【映画大喜利1000本ノック】

映画大喜利

 

 

Q.

 
「私を愛しなさいよ!」みたいなことを言ってください。
 
 

 

 

 

A.

 

吉本新喜劇を見て、号泣なさいよ!

 

 

 

 
 
 
 

大喜利元ネタ

 
 
恐怖のまわり道(1945)
 
 
 
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、152本目。 
以下、ネタバレ備忘録。
 
 
恋人に会うためにヒッチハイクをした男がただただ不運に見舞われたいく話。
 
うーん。
 
ついてない系の映画は他にも見たことがあるけど、この映画はついてないついでに殺人までしちゃったりしてね。
 
主人公のピアノ弾きの男が、ただ恋人に会いたくてヒッチハイクしただけなのに、詐欺師っぽいやつが乗せてくれて、そこそこの札束持って車の助手席にて死亡。
詐欺師っぽい男になりすますことにします。
 
このままでは警察に自分が殺したことになってしまう、と思い、どうせならと、財布と金をとって、そのまま車を運転。
 
ガソリンスタンドで、なぜか気になった女性を車に乗せたのが運の尽き。
 
女性は、その詐欺師っぽい男の車を一度ヒッチハイクしていて、車の持ち主がピアノ男じゃないことに気づき。
 
脅しをかけ、何かとピアノ男に指示を出し。
 
それに抗ったりするその攻防の中で、酔った勢いで警察にチクろうと電話を隣の部屋に持っていか訳もわからず電話線を首に絡ませた女を、別の部屋から電話させまいと電話線を引っ張ってしまい、女は死亡。
 
ピアノ男は、意図せず殺人犯になってしまったのです。
 
そんで、自分の不運を呪い、道をなんとなく歩いていたところを警察にゲットされ、ジ・エンド。
 
性悪女を美しいからというだけで、「なりすましがばれるはずがない」とリスクを取って助手席に乗せる。
その不合理性が、きっと、さだめなんでしょう。
 
ただただ不運でもあり、人はなにか運命めいたものに導かれることがある、ということを示唆しているような、そんな映画でした。
 
製作国
監督
出演
アル :トム・ニール
ヴェラ:アン・サヴェージ
スー:クラウディア・ドレイク