思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

死神がくれたゴム手袋。何に使える?【映画大喜利1000本】

映画大喜利

 

 

Q.

 
死神がくれたゴム手袋。何に使える?
 
 

 

 

 

A.

 

崖から落ちそうになったイヤな奴を躊躇なく落としてくれる

 

 

 

 
 
 
 

大喜利元ネタ

 
 
オルフェ(1950)
 
 
 
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、164本目。 
以下、ネタバレ備忘録。
 
 
なんか死神が人間と関わって愛したり愛されたりする話。
 
 
前知識を何も仕入れず見るもんで、「なんでこうなるの?」ってのでほぼ構成されていましたよね。
 
 
最初、人が轢かれてその証人に、と詩人の男がなぜか女に連れていかれ。
 
 
どっかの屋敷に入ってもなんかよくわからない行動を見せられ。
 
 
家に帰っても何故か知らない男が家に居候をして。
 
 
その後詩人は、車のラジオから聞こえてくる詩を鬼の形相で書き留めたり。
 
 
なんだかんだとあって、最初の女が実は死神で、出会った時から詩人の男を愛してたとか言ってて。
詩人の男も女を愛してるとかなんとか言うけど、結局人間の世界に戻され。
 
 
詩人の男とその妻は愛を確認しあって、それを見届けた死神女は、勝手なことをした責任を取るため連れて行かれてジ・エンド。
 
 
印象的だったのは、死神界から一度戻された詩人の男が、人間界に戻される時に「妻の顔を見たら死ぬ」という謎ルールを課せられたこと。
 
 
それなら別れた方が早いやん、と思うけど、別れずになんとか過ごそうとするところにコントの可能性を感じたりしましたね。
 
 
とまあ、これは神話を元ネタにしてるらしく、だから話に納得しづらいところがあるんだな、というのを後から知って、納得。
 
 
まあ、神々の話は辻褄が合わないこと多いからね。
 
 
なかなかの不合理性に驚くことができて楽しめた、そんな映画でした。
 
製作国
フランス
監督
出演
オルフェ:ジャン・マレー
ウルトビーズ:フランソワ・ペリエ
王女:マリア・カザレス