※大喜利元ネタ
■サリヴァンの旅(1941)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、172本目。
以下、ネタバレ備忘録。
社会派の映画を撮りたいがために身分を隠して貧乏旅行をしようと計画した男が貧乏な人々を甘くみて、しっぺ返しを喰らう話。
「極貧旅行、してえ。」っつって、映画監督が旅に出ようとどのしても、金づるに何かあったら大変だ、って言って止めようとして。
一度はトレーラーで後つけるも、その後は要所要所で会う約束をして、監督は一人旅に出るんだけど、まあ前に進まない。
農家に泊めてもらおうとすれば色目を使われるし、車に乗せて貰えば行き先はハリウッドだし。
で、ハリウッドで売れない女優に優しくされ、その女に好かれ、嫌だったってんのに一緒に旅することになり。
大体旅が終わったところで、監督はありあまる金のなかから、恵まれない人たちにお礼に1000ドルばら撒こうつって。
で、配ってたところ、案の定、襲われて。
で、その襲ったやつが列車に轢かれて、それがその監督が死んだってなことになって。
それから、貧乏人の格好してた監督、起きたら目の前にいたやつといさかいになって。
そんで捕まって、身分証明書できず、強制労働へ。
そして捕まった監督、新聞見て、自分が死んだことになってるのを知って。
なんとかしようと、その監督殺したの俺だ、なんつって、写真撮られることを期待して。
それが新聞に載って、仲間たちに生きてることが知れ渡り。
最後、「やっぱ社会派の映画なんてとーらない!幸せなんだからコメディ撮るわ!」
っつってジ・エンド。
トレーラーで追っかけるところが爆笑必須からの、強制労働一気に暗い気持ちにさせる、なかなか急降下のきつい作品でした。
製作国
アメリカ
監督
出演
ジョン・サリヴァン:ジョエル・マクリー
美女:ヴェロニカ・レイク