※大喜利元ネタ
■アダム氏とマダム(1949)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、188本目。
以下、ネタバレ備忘録。
浮気現場の発砲事件の裁判を夫婦で分かれて対決する話。
印象的だったところ。
最後に旦那が女性ばりに涙を流すところ。
そもそも、この物語は男女平等をテーマにストーリーが進んでいく話で、男が有利になっているモノを女性も同じく見ろ、と、言うふうになっていて、普段だったら女性が泣いて男性に言うことを聞かせるところを、男性が泣いて女性がそれに同情するという逆に扱っている部分がにおかしみを感じましたね。
女性が強くなりすぎるのもそれはそれで良くないんじゃない?ってのも含んでいて、夫婦でわちゃわちゃしながら社会問題の提起をこの頃からやってるってのはすごいね。
それをエンターテイメントでやれる、アメリカがすごい国というのを感じられる一本でした。
製作国
アメリカ
監督
出演
アダム・ボナー:スペンサー・トレイシー
アマンダ・ボナー:キャサリン・ヘプバーン
ドリス・アッティンジャー:ジュディ・ホリデイ