思ってもみないことばかり。

40代で父親に。ボケ、大喜利、『思ってもみないこと』を書きつづっております。

送られてきた、5本の哺乳瓶。

妹の子どもに使っていた哺乳瓶をもらった。
8年ほど前に、甥っ子姪っ子の双子が使っていたものだ。
送られてきた哺乳瓶を早速見てみると、透明のガラスの哺乳瓶が1つと、半透明で茶色いプラスチックの哺乳瓶が4本箱の中に入っていた。
ガラスの方はともかくとして、プラスチックの茶色い方は使えるのだろうか。経年劣化でこうなったんじゃないのか。
しかし調べてみると、数年前のプラスチック哺乳瓶でも使えることは使えるらしい。
そうとなれば、1円でも節約しなくてはならない我が家としては、使い倒すしかない。
まず、2本は赤ちゃんのミルクを飲ませるために交互に使うとして、問題はあとの2本だ。
ガラス瓶の1本と合わせて3本で完璧にローテできた場合、残りの2本はどのように使うべきなのか。

メッセージを瓶に詰め、海に流してみてはどうか。
世界のどこかのたどり着くことを期待し、ワールドワイドな赤ちゃん友達を作るのである。
まず、形状が哺乳瓶なので、一般的な人が何か利益を求めてそれを拾うことは金目のものであったときよりも、少ない。
どこかの出産したばかりの新米ママが「今使っている哺乳瓶みたいだな」それを拾い上げ、そのなかに入っている便せんを読むことで、遠い地からのメッセージに運命を感じ、返信をしてくれる。そうして、徐々に『赤友(赤ちゃん友達)』になっていき、それから十数年、大人になったときに二人は恋に落ちる、という寸法だ。
こんなことが起きるなら、余った哺乳瓶も無駄にならない。
まずは友達に、ということで、英語、フランス語、タガログ語、いろんな言葉でSMAPの「Best Friend」を翻訳して送ってみようか。
キロロ、Snow Manのでも良い。

運命に2つの哺乳瓶はいらない。
しかしもう1本の哺乳瓶も無駄なく使いたいところだ。
なので、妻が母乳やミルクを出している間、私も父乳を絞り出してそこに入れる努力を、してみようじゃないか。