※大喜利元ネタ
■草原の輝き(1961)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、182本目。
以下、ネタバレ備忘録。
純愛を持ってしても、周りの環境次第でうまくいかない、もどかしい感じがする古典的青春映画。
主人公の少女が、彼氏とのセックスに関して親たちとの意見も含んでうまくいかず、滝に飛び込んだり、精神が参って療養所に行ったりする。
印象的だったところ。
彼氏を他の女に取られて精神的におかしくなった少女に対して、母親が自分は悪くない、うちの娘は大丈夫、と頑なに信じたいところに弱さを感じる部分。
育て方を間違えた、なんてことを思いたくないもんだから、「うちの子は大丈夫大丈夫」と軽く考えて、結果それが彼女にとっては好ましくない方向に行って。
それが、彼女との間に溝を作ったりしてね。
親も自分のやれるだけことはやってるんだけど、子どもが欲しているサポートじゃないんだよね。。。
最後は、少女と彼氏はそれぞれ別の人と結婚し、「彼のことを今でも愛してる?」と友達に聞かれ、青春のほろ苦さをかみしめて、ジ・エンド。
親の心子知らず、また子供の心親知らずな、そんな作品でした。
製作国
アメリカ
監督
出演
ウィルマ・ディーン・スミス:ナタリー・ウッド
バッド・スタンパー:ウォーレン・ベイティ
エース・スタンパー:パット・ヒングル