思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

冷や汗をかく。→→危険信号からうまく立ち回ろう!

 

中学生の時ですね。

 

学校帰りに、不良グループが家までついてきたことがありまして。

オイラ不良だったわけじゃないですよ。学年上がったら仲のいい友達が急に不良になっちゃって。

誰がムカつくだの、あいつを殴っただの。

もう、そのときのオイラとは別世界。

このままここにいたら、オイラもターゲットになるだろうな、と、いつも気が気でなかったね〜。

 

それで、不良になった彼らからの誘いを断れず何回か一緒に帰るうちに、たまにはオイラの家に寄ろう、ということになりましてね。

 

でも実は、その時すでに違う家に引っ越してまして。

 

借家の一軒家だったんですが、窓から覗くと家の中はもぬけのから。

テーブルもソファー何も無い状態。

溜まり場にされることを避けるために引っ越したことを彼らに言わずにいたんです。

 

 

家に近づくにつれ、オイラの胸はどんどん高鳴っていって。

 

 

もし窓から覗かれたら、どんなふうな責め苦があるのか。

 

そんなことを頭に思い浮かべながら、足は前に住んでた借家の前で止まり。

 

 

そして意を決して、ドアノブをガチャガチャっと。

 

 

 

「あ、閉まってるわ」

 

 

「鍵持ってきてないんだよね(頭ポリポリ)」

 

 

なんて言って。

 

 

この時がもしかして、一生に一回の、一世一代の大芝居をしたのかもしれない。

 

 

 

ホント、冷や汗をかいてましたよ〜。

 

 

 

嘘ついてますからね。

 

 

 

バレたら何も言えない。

 

 

 

そして、そのあとその不良たちは、

 

「なら、しょうがねえな。俺の家に行こうぜ」

 

なんて言われて、なんとかことなきを得ましたが。

 

その後も何度か一緒に帰ったんですが、そこからなんとかフェードアウトに成功しまして。

 

その後の彼らの乱痴気的なヤンチャぶりを聞くと、本当にあの時、窓を覗かれなくて良かったな、フェードアウト成功して良かったな、と心から思いますわ〜。

 

あのとき、誰かの首があと数センチ長かったらどうなっていたか。

 

いやあ、怖いですねえ、恐ろしいですねえ。

 

 

 

 

p.s冷や汗をかくというのは危険信号で、うまく立ち回る力が試されるんだよなあ。