思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『菌』


ヤクルトを飲むことによって、その人だけ仲間内で風邪を引かなかった、ということかあったと人づてに聞いた。
今の世の中において、乳酸菌が身体に良いという研究がかなり進んでおり、どの食品メーカーもこぞって商品を開発し、まさに現在は乳酸菌戦国時代に突入していると言える。
効能はといえば、お通じ改善から、睡眠の質向上、ストレス耐性強化現代の日本人が必要とされるものがすべて含まれている。
そして、驚くことにある研究者云わく、我々は自分の意志で動いているのではなく、菌の作用によってその意思を持たされている、とのことらしい。

つまり。
オイラたちが家事も仕事もせず寝っ転がってYouTubeを見ていたいのは、菌たちの作用なのである。
普段食べているパンや豚肉とともに口の中に入れている菌たちは、どうしてもオイラたちを腰の重い方向に持って行きたがるらしい。
同じものを採っていては、何も変わらない。
そして、ウチのペットのニコちゃんを見てあることをひらめいた。

それは床ペロにある。犬の発想だ。
床の雑菌の中に行動力爆上げのヤツが混ざっているはずだ。
なぜなら、うちのニコちゃんは床ペロやめろ、といくら行っても聞かないくらい積極的に妄信的に床ペロをするからだ。
卵が先か、鶏が先か。
もし床ペロをしていなかったなら、きっとうちの愛犬には床ペロをし続ける行動力はなかったことだろう。
落としたアメも5秒と言わず3時間経ってからでも拾って食べたなら、いろんな菌がアメにまとわりついて、腹を下すことと引き換えにそのまますぐに風呂場と洗面所のぬめり取りに真っ直ぐ向かう行動力くらいは出るのかもしれない。