思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『福神漬け』

 

カレーに福神漬けはいらない。
もちろん、それは家庭によるだろう。
様々なことが家庭により違い、バスタオルを毎日洗わない家庭や、労力の割に合わないとカニの爪に詰まった細い身を取らずに捨てる家庭、「うちは何でもサワークリームですのよ!」と味噌汁にサワークリームをながら語る母がいる家庭など、各々の家庭の違いがあり、それがまた、いつ世の中の流行りになったり、スタンダードにまでなるのかもしれない。つくづく、『違い』とは面白い。

ちなみに、カレーの添え物ポジション争いにはらっきょと福神漬けと一騎打ちの様相を呈しているように思えるが、そもそも、オイラはどちらもない方が良いと思ってるので、下手にこのカレーの添え物地帯を戦場にしないでほしい思いもある。
まあしかし、そこで争うのが、福神漬けとらっきょの存在意義でもある。
もし、カレーの添え物ポジションという戦場がなくなってしまうと、彼らはどこに居場所があるというのだろう。無知なオイラは、それを知らない。
一つ言いたいのは、福神漬けとらっきょの第二の人生は創作料理界に託す、ということだ。
カレーから離れて、福神漬ロールとか、らっきょスープとか、何だったらいままでいがみ合っていた福神漬けとらっきょを合わせたスムージーなどの開発が待たれる。

カレーの方もカレーの方で、新しい添え物探しをしても良い。
ポジションを狙う食材たちには「カレーの横、空いてますよ」だし、カレーの横に何も要らない人々には「安心してください、空いてますよ」ということになる。
こういうことを言っていた人たちも、添え物から始まり、いつしかメインになったりもする。
いつの日か、福神漬けにもらっきょにも、看板番組ならぬ『看板料理』が見つかって欲しいものである。