思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『レキシ』

 

歴史上の人物といえば、高杉晋作である。
何といっても、『おもしろきこともなき世をおもしろく』の名言は、このブログに深く息づき、脈打っている。
十数年前には、萩まで一人で旅行をし高杉晋作吉田松陰の生活していた場所を訪れ、多いに歴史に学んだ記憶がある。
そんなオイラは、最近レキシに学ぶことが多くなった。
歴史を題材にした歌詞とキャッチーなメロディが織り交ぜる素晴らしいポップソング、ソロアーティストでやっているところをゲストを呼んで賑やかし、その持ち前のユーモアを全面に押し出したコントのような映像でみんなを楽しませるライブ空間。
まさにおもしろきこともなき世をおもしろく、だ。
しかし。
そんなエンターテイナーな彼はそもそも、『レキシ』じゃなくてはいいのではないか?
例えば、歌詞に、二酸化炭素の体への影響やら、ナトリウムの危険性など、化学を取り扱った『ケミカル』としてでも、きっと楽しい歌を作ってくれるのではないか?
それを予感させてくれるのは、彼のあの頭である。そう、すでに、実験が失敗した状態で常に活動しでいるかのようで、もしかしたら、白衣を着ながら『ケミカル』としての活動も実に面白い、のかもしれない。
ゲストもでんしろう氏や明和電機の方々とのコラボも期待できる。
しかし、ファンの期待は、ライブが最高潮になったときの『ケミカル』の「爆発」だろう。
アルバムリード曲「スイカか爆弾か」の曲中、で何個かあるスイカが爆弾かわからない球体を間奏中にお客さんとケミカルで投げ合い、なんやかんやで最終的にドライアイスの白煙の中から黒焦げになったケミカルが登場するのである。

数十億年の人間の歴史上、ここ数十年でエンターテイメントがとんでもなく加速してきた。それは、エンターテイナーの人を楽しませよう、というエネルギーのお陰である。
しかし、ケミカルだって人間で体調が悪い日もあるし休みたい日もある。育休も必要だ。

なので、何回かその爆発をしているうちに、白煙の向こうからパパイヤ鈴木が出てきてもいいじゃないか。スキマスイッチの人とか、トータルテンボスの人とかに入れ替わってもいいじゃないか。
それを許せる世の中になって欲しい。

最後に。
オイラはレキシの曲の中で、『ラブ弁慶』が一番好きである。