思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『プロデュース』


プロデュースという言葉ほど、カッコイイ雰囲気を持った言葉はない。
だからこそ、たくさんの人間がプロデュースをしたがるのだ。
AKB48のようなアイドルをはじめ、ラーメン屋をプロデュース、ジャケットをプロデュース、掃除する棒をプロデュースするなど、みんなが欲する『カッコイイ』はとめどない。
その中で君臨する、プロデュースの神様、秋元康氏。先程のアイドルグループのプロデュースを始め、映画、ドラマ、バラエティ、果てはマンガの原作や演歌の歌詞書いてみたり、「いったい実は何つ子なんだ」とたまにほくろの位置を確認したくなるいうほど、その能力は多岐にわたる。
彼の死後は、プロデュースされる人間が誰にプロデュースされれば良いかわからなくなり、路頭に迷うアイドルが多くなることだろう。アイドルは続けたく、どのプロデューサーがいいのかずっと悩んで決められなくて、それが何年も経ちプロデュース難民ゾンビみたいになっていってしまうのかもしれない。
秋元康氏にプロデュースされておけば、なんかしら素晴らしい恩恵があっただろうに。
その思いがそのゾンビを生み出す。

そしてその、秋元康氏だが、おそらく死後の世界でも、「もっと外界に降りてくるときは羽根を広げて」「弓うつときは先端のハートの部分を一瞬だけハッキリ見せるんだよ」と天使をプロデュースし始めることだろう。
オイラたちが死ぬ頃までには、その天国でのプロデュース活動でのキャッチフレーズ『会いに行ける天使』が地上にも伝わり、しっかりプロデュースされた胸キュンな天使に会いに行くべく、世の中ではアイドルヲタクによる善行であふれかえっているのかもしれない。