思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『焚き火』

 
キャンプの目的の9割は焚き火だと思っている。
オイラはキャンプや落ち葉焚きなどはやったことがなく、YouTube越しでしかその炎の揺れを見たことはないが、なぜか懐かしく思ったのは、おそらく子供の頃にプレイしたスト2のダルシムの必殺技、『ヨガフレイム』のおかげかな、と思う。
画面越しのリアルヨガフレイムは、前世は何回か夏の虫であったかのようにオイラの心を奪い、ずっと見ていたいような魅力がある。
 
こんなに心が穏やかになるのなら、きっと焚き火をする人には悪い人はいないんじゃないかと思う。
焚き火をする人はたぶんタバコがないとき一本くれたり、捻挫したとき肩を貸してくれたり、そんな人なはずだ。
例えその前に銀行強盗した後だとしても、『あの沢でやったキャンプの焚き火』を思い出せば、凍りついた心も溶け出すはずだ。
 
広い家を持っているどこかの家の焚き火では、薪も多く、炎も大きくできて燃やしたいものを燃やしていることだろう。
おそらく、家具のどの部分に使うかわからなくなった木でできた突起物や、おばあちゃんちにあった北海道土産の熊の彫り物、あんまりエロくなかったエロ本などが炎の中でクネクネとその身をくゆらして灰になっていくのだ。
オイラはそれがあれば、『少し時代を先取りした貰い物のコオロギスナック』を放り込みたいのだが、おそらく自由なでかい炎を扱える頃にはそのコオロギスナックはポピュラーになってるので、その時にはやっぱり何か家財道具をニトリで買った時に余ったL字のパーツを炎の中に、まさに火の玉ストレートで投げることに挑戦したい。
そもそもダイオキシンが出ないからと言って、食べ物を粗末にしてはいけない。
 
まったりゆっくり、安心する。
どうせならオイラもどこかの物語のヒーローのように目が炎のような男になりたいので、まずはスト2ヨガフレイムを合間を見て目に焼き付けて、そのまま目の炎にしていきたいと思う。