油断しているとそのまま登録したクレジットカードで次月分を払わされることで名高い、サブスクリプション。
オイラも『3ヶ月無料の某料理アプリ』や、『麻雀動画が見たくて入った某映像系サービス』ほか、何度煮え湯を飲まされてきたことか。
対策として、カレンダー機能を駆使したり、「dTVが12月5までだから、4日になったら電話ちょうだい!」と人モーニングコールに付け足してもらうのも良いだろう。
とにかく、ターゲットの我々がのほほんと日々暮らしてるうちに食虫植物のようにその口の中にじっくり収まり気づかれないようにひっそりしているものから逃れなくてはならない。
レンタルビデオ屋なんて、返却日を過ぎたら1日ごとに延滞料金を取られてしまう。
この人のだらしなさを突いた油断待ちの商売は、えぐい。
食うか食われるか、まさに弱肉強食の世界がそこにはあったのだ。
ちなみにオイラは主にレンタルビデオをまとめて安く借り、期日前に返していたので延滞料金を取られたことがほとんどない。その点でハイエナのように賢くコンクリートジャングルを生き抜いてきたといえる。ビデオやDVDという手で触れられる物体があるほうが、きちんとしやすいものなのかもしれない。
そんな闘いに疲れ果てたオイラは、一日一回CM動画を見ることでマンガが一話読めるという、対価型でサービスを受けるのが、最近では心地よい。
そこにはいかに解約をを忘れさせて更新させようとするのではなく、先払いでそれ以上の対価を求めない、すっきりしたやり口であり、好感が持てる。
正々堂々と、パソコン画面がスクリーンセイバーになっているときなんかに『次の更新まであと29日』という表示で埋め尽くされるようなプログラムを、サブスクリプション側には要求したいものである。