思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『ビーム』


ビームを当てたい。当てっこしたい。
ラブビームを。目から、額から。
世の中は、目に見えないラブビームが多く存在する。けっこう熱烈に送っている人もいるはずなのだが、いかんせん不可視光線でのビームでは、気づくものも気づかない。
仮に、「ん、今のラブビームかな?」と思ったところで、勘違いは恥ずかしい、とラブビームをシールドしてしまうこともある。
小石に思いを込めて投げたほうが、その人を振り向かせるという観点では、まだ可能性があるというものである。
ラブビームにさえ気づけば、余計なすれ違いや回り道を何回も過ぎ合わずとも二人は触れ合えるというのに、可視化が出来る専用スコープすら世の中にはまだ登場していない。
ラブビームに気づくために必要なものはなんなのだろうか。

もしかしたら、サウナで整ってるときなど、は血の巡りから肌が鋭敏になり、かすかにビームが当たるのがわかるかもしれない。
つまり、水風呂から出た当たりが一番、カップルが成立する可能性が高い、ということだ。
しかし、そこは、男性浴場。まわりに異性はいない。もっぱらラブビームを送るのは異性以外だ。
好きな異性がいたとしても、何もかもを透過して伝わるラブビームを感じられるかどうか。それをできるのはほんの一握りの人間だけだろう。

とりあえず、まず、その男性浴場で感じたラブビーム、感じてみよう。
じっくり、そのことについて、考えてみよう。