思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『TPO』


TPOというのは、全てをぶつける価値がある。
世の中、円滑に行くことがすべてである。
会社ではオナラをスカしっぺモードにチェンジし、パーティではウフフオホホと笑いながら見てないところで歯に挟まった鶏肉を舌のみで取り外そうとし、女子会では誰が始めたか誰もヤンキーだったこともないのに円滑に場を進めるためにみんなそれぞれ、何かを汚い言葉で罵らなくてはならないのである。


もちろん、その我慢が行き過ぎたところで、反動からの破壊衝動もやってくる。
空間を歪ませたい、時を捻じ曲げたい、世の中のマナー講師という職業をなきものにしたい。
そんな想いがもし現代のこの世界を超越したエネルギーとなれば、その願いはかない、趣味嗜好によってそれにあった遊び相手がよってくるように、自分の行動に対してTPO側から寄ってくることもあるかもしれない。
例えば、どこもかしこもオナラをこくなら、みるみるみんな家族となったり、歯にモノが挟まったのを小指のツメで取ろうものなら、パーティ会場は爪ヤスリのレッスン会場にパッと早変わりし、積極的でない悪口の言いたくないのなら、「嫌いだな、僕は、そういうの」とカウンター席で飲んでたイケメンIT社長が振り向き、その女子会に突如参加するのである。

引き寄せの法則、という言葉がある。
それもおそらく何かのパワーのおかげで、軽い時空の歪みを起こし、自分にとって良い結果を引き起こす、ということだろう。
「そう合ってほしい」という気持ちより、「そんなんやりたくない!」という負のほうが気持ちを強く持ってる人のほうが多い。
引き寄せの法則を信じてもうまく行かない場合、こちらのTPOへの負の意識を高めに高めてみるのも自分の思った通りの世界を手に入れる一つの手だ。
そう、まず破壊衝動から空間を捻じ曲げるところから、始めてみよう。