思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『遅れ』


バスが遅れたときのこと。
朝、電車を降りてバス停近くまで行くと、バス待ちで長蛇の列が。一つの停留所に100人くらい待ってるんじゃないか、という長い長い列だ。
30℃を超える気温。
炎天下の中、まずは、列の最後尾に並んで見る。
しかし、バスが来る時刻が来ても、一向に列が動く気配はない。
そもそも、これだけ長い列ができているということは、前のバスが来ていないんじゃないだろうか。
強い日差しが当たるところに並んでいたオイラは、暑さにより後ろに並ぶ人も離れたところで、それにならい近くの日陰に避難。「今朝方から大型免許取りに行ってんのか!」とも思うほどのバスの来なさ辟易とし、遅刻もやむなしと諦めかけていたところに、ついにバスが到着。
そしてバスに乗り込むも、満杯も満杯。
座席には座れず、最後尾座席の手前の一段高くなったところで立ち止まることになったが、天井が狭く首をクッと折り固まったところでバスは発車。この態勢でのバス移動は始めてで、なかなかキツい。
その移動中に途中で降車ボタンを押され「誰だ、高城公民館で降りるのは!」などと思っているうちに、乗車時に特に遅れに対してあいさつをしなかったバスの運転手がやっとそのお客が降りるタイミングで「この度歯バスが遅れまして申し訳ございません。高校野球の関係で道が大変混み合っております・・・」という謝罪の言葉が出てきた。
それを言われたら、こっちも「まあしかたないか、高校球児にしたらこの時に賭けてきたんだろうし。」となる。
「お帰りの際も道路が混み合うことが予想されます。バスが遅れること、ご了承ください」まあ、仕方ない。
そして、運転手のあいさつが終わって車内にウグイス嬢のような女性の声でバスの宣伝が流れる。
「○○バスは〜、バス乗務員を募集しております」

なるかっ!!

こんだけイライラさせられて、イライラさせる側に回るヤツの募集、このタイミングでか!!

「モノレールなんて税金の無駄!」という節約に基づいた意識は、こういう時に変化していくのだな、と実感したのである。