※大喜利元ネタ
■サンライズ(1928)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、82本目。
以下、ネタバレ備忘録。
都会の女にうつつを抜かした夫が、妻との愛を取り戻す話。
都会の女と浮気している夫。
それを知っていて、悲しむ妻。
都会の女はある時、その夫に結婚をするために妻を殺してほしい、とお願いをして。
拒否する夫。
しかし、その甘いキスの味は強力で、ったな感じで。
そんで、妻を旅行に誘って。
妻は大喜び。
ボートに乗ってそこで殺そうとするも、殺せず。
怖がる妻。もう殺すつもりがなくても、信用されず。
バスに乗り、街についてからも妻は夫を怖がり。
そんな時、教会で結婚式があり。
そこで自分達の新婚時代を思い出して。
そこで仲直りして、そこからは二人のイチャイチャぶりが流れていくんですが、ここもカタルシス解放されているのでそんな大したことしてなくても楽しく見られるんですよね。
なんか、ボール投げたり、ご飯食べたり、ダンスしたりするだけですが、奥さんに対する「旦那と戻れて良かったね」感が出てて。
それで、そのあと、またボートに乗るんですが、これがまた突然の嵐。
船は転覆。
二人は湖に投げ出されます。
夫の方はなんとか岸に上がり、妻を探しますが、近くには見当たらず。
奇しくももうボートでの殺人をするつもりは全くないのに、妻は今、湖のどこかに漂っています。
夫は近所の人々に助けを求め。
それでも見つかりません。
悲しみに暮れる夫。他の家族も目に涙を浮かべて。
そんな中、都会の女は「ついにやったのね」と言わんばかりに夫の元にくるも、「てめー!元はと言えばてめーが殺させようとしたから、バチくらったじゃねえか!」と言わんばかりに都会の女につかみかかります。
そんな時、おばあちゃん的な人から、妻が生きていた報告が。
喜びに打ち震える夫。
妻の元へ大急ぎで駆け寄り、妻を抱きしめるのでした。
そんで、太陽が登って、finish。
突然の嵐だけ「誰かなんか対策あっただろうよ!」とは思いましたが、概ねシンプルでカニの皮を剥きながらでも見られるようなわかりやすい作品でした。
製作国
アメリカ
監督
出演
男:ジョージ・オブライエン
その妻:ジャネット・ゲイナー
都会の女:マーガレット・リビングストン