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「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

「やる気無くしたよ!」殺人鬼が殺人をやめた理由は?【映画大喜利1000本ノック】

映画大喜利

 

 

Q.

 
「やる気無くしたよ!」殺人鬼が殺人をやめた理由は?
 
 

 

 

 

A.

 

初手の右フックがうまく決まらなくなった。

 

 

 

 
 
 
 

大喜利元ネタ

 
 
チャップリンの殺人狂時代(1947)
 
 
 
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、61本目。
以下、ネタバレ備忘録。
 
 
中年女性狙って殺し金を奪い家族のために使う殺人鬼=ピーターの取り憑かれたようにそれを実行する話。
 
今回のチャップリンはすでに12人を殺している殺人鬼の役で、今までに見たことがないチャップリン
 
冒頭のナレーションは誰が話しているかわからなかったが、後から考えるとチャップリンだったね。初めてセリフを聞いたのだった。
 
 
それで、殺された中年女性の家族の家から物語は始まり。
 
50歳になって結婚し、2週間後に金を下ろして消えた、という会話があり。
それを怪しむところから、チャップリンのところへ舞台は切り替わります。
 
 
ピーター=チャップリンは金を奪うために中年女性に目をつけ口説き、夫となって相手を殺すタイミングを見計らっていて。
 
株式投資のお金が足りなくなれば、その相手を殺しにやってきて。
 
ある女性は、疑ってもいたけどピーターの口車に乗りお金を下ろさせられて、その晩に殺されて。
 
そのお金は株式投資の不足金に補填されるんですね。
 
そんな彼には本当の家庭がありました。
 
元気な息子。車椅子生活をしているけど美しい妻。
 
いつも嘘をついて出張しているという、二重、はたまた三重、四重生活をしていて。
 
ある時は必要なくなった家を売ろうとしたときに来た中年女性を口説きまくります。もう、気持ち悪いくらい。
 
それに引いた女性は当然契約はせず、急ぎ気味で帰ろうとして。
 
ピーターはバラだけは受け取ってくれ、といって。
 
これが彼の手であるんですね。
 
 
また別の家。
 
ターゲットとして懐に入り込んだアナベラ宅でもチャーリーは殺すタイミングを考えていて。
 
ここでは何かの船の船長ということを偽ってとりあえず1時間寄って様子を見にきて。
 
ニセモンのダイヤモンドつかまされてるんじゃないかとか、塩水からガソリン作る企業に投資話しようとしたところを止めたりとか、いずれ自分の懐に入ることを考えて無駄使いを止めたりして。
 
 
そんな中ピーターは、知り合いから動物に飲ませても毒が検出されない毒薬の作り方を聞いて、それが人間でも使えるか実験しようと街に佇む若い女性=声をかけて。
 
自分の家に誘い込んだピーターは、ワインの中にその毒薬を入れて飲ませようとします。
 
 
しかし、その若い女性が自分の考えや境遇に近しいところを覚えると、出したワインをコルクが入ってるなんつって取り替えて、実験を取りやめます。
 
代わりに死んだのは、自分の正体を突き止めた刑事。
 
ピーターから進めずともガブガブ毒入りワインを飲み干します。
 
うまくやりおおせたピーター。
毒入りワインから証拠が見つからなかったのを良いことにまたアナベラ宅に舞い戻り、そのワインを飲ませようとします。
 
しかし、ここのメイドがまたマイペースで、毒入りワインを作るための毒薬のビンを割ってしまい、同じラベルの貼ってあるビンをそこに置き、ことなきを得ようとして。
 
それをピーターが取り違えてアナベラに飲ませるためにワインに投入。
 
アナベラは口をつけますが、アナベラがピーターの近くに来たことがきっかけで間違ってピーターが毒入りワインを勘違いして。
 
妻を呼んでくれ、だの毒を飲んでしまっただの喚き散らして。
 
結局、医者が来てなんともない、といわれ一安心。
ただ、メイドは髪がバッサリ抜け落ちてしまってね。
 
 
さらにピーターは医者に休養が必要と言われてアナベラと二人で田舎に行き、二人でボートに乗って浮かんでるところを石つき縄をアナベラの首に括って湖に沈めようと画策します。
 
 
 
チャップリンのセリフがある芝居を初めて見たけど良かったなあ。相変わらずの体育座りごまかしハニカミも健在だったし。
サイレント映画からうまく転身してたんだなあ。
 
製作国
監督
出演