思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『カレー』

 
カレールーの中ではハウス食品の「ホテルカレー」が好みだ。
あのまろやかさ、上品な口当たり。
冠にホテルとあるように、どことも言えぬホテルなどでは、食べきりパックの方を客に対しての「いきなり格付けチェック」という体で、そのまま湯煎して出しているのかもしれない。
ちなみに、「ホテルカレー」のルーの方はじゃがいもを入れるとルーの味のシャープさが減るのでおすすめしない。
 
オイラは一度、カレーを愛そうとしたことがある。されど愛せない。
一緒に住む相方が、カレーを食べると下痢になる症候群の人だったからだ。
 
イチローやイエロー(戦隊モノの元祖の)のように、カレーを毎日食べるようなそんな自分のキャラ付けの可能性を一つ失ってしまったが、オイラは相方も愛しているので後悔はない。
そもそも、カレーをまだ愛し始めた段階でのとん挫だったので、「絶対毎日世話するから!」と飼ったインコのピーちゃんを二週間もすればペットショップに引き取り直してもらうというような飽きが、毎日カレーを食べたときに起きないとも限らないのだ。
 
しかし、インド人は空気のように飽きずに食べているのを考えると、やってやれないことはないのだろうか。
なんなら相方もガンジス川のほとりに1ヶ月も暮らせば、狂ったようにスパイスを求め始めるようなものなのかもしれない。
そう思い、まずはボリウッド映画からかなと思い始めるが、ふと思う。
 
カレーの方はオイラを愛してくれるだろうか。
 
カレーがオイラを必要としている、カレーにはオイラが必要なんだ、と行き過ぎたストーカーにならないようにしなければならない。
別にオイラ以外にもカレーを愛する人は億万人はいる。カレーはアイドルだ。
 
気持ちを落ち着けて、今日はスパイスをふたつまみだけ買って帰ろう。