思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『節分』

 

豆は鬼に対しての武器である。
そして、それは『でん六』は武器製造業であることを意味する。
吸血鬼にはニンニク、ナメクジには塩、鬼には豆。それぞれに対応した武器というものがこの世には存在する。

恵方巻だって、コンビニバイトがノルマを達成しなくては金銭的ダメージを被るという意味では武力を持っている。
そもそも、それを大量に廃棄している会社にとっても諸刃の剣だ。
人は自分を傷つけることも承知で武器を振るっているのである。

そんなどんなときにダメージを受けるかわからない世の中で、求められているものとは、なるべく鬼の形相でいることである。

こうすることで、武器を振るっている側がいつこちらにダメージを与えたか、また、ダメージが加えられて効いてるかどうかがわからないようにできる。
そして、たまに普通の顔に戻すことで、不良が子犬を救ったらギャップで心がキュンってなる作用と同じ効果が得られるのだ。
ポーカーフェイスより簡単だから、一度やってみてほしい。やってみてから文句を言ってほしい。

これで来年の節分は紙で作られたお面がついた豆を選ぶ必要がなくなる。
そのまま2月14日には鬼の形相での愛の告白をして、鬼の目にも涙というのが、バレンタインの風物詩となることを期待したい。