思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『予約』

 

直近でたまたま取ることができたら嬉しいもの。それが、予約である。
歯医者にかかりたくて電話をかけたのだが、早くて一週間後だという。さらにその日の時間が合わない。仕方なく数週間後に予約したが、やっぱり時間を合わせて一週間後あとに予約しようと改めて電話したら、違う受付の人が出て、明日の午後に空きがある、ということだった。ちょうどその時間、その歯医者に寄るのにちょうどいい時間の提案だった。
わずか十分ほどの時間で、キャンセルが出たのだろうか。嬉しくて、心の中のバカ殿がスキップをした。
本当に、ジグソーパズルの空いた部分がピタリとハマる、というのはこのことだ、と思った。

しかし、世の中は今回のケースのように甘いことばかりではない。
「肩こりが治らん」と整体を調べて良さそうなところに電話をかけたら一年待ちだとか、よく当たる占い師は二年待ちだとか、その期間は会えるまでに解決してしまうくらいの長さだったりする。そしてその放置したことによって解決することによる『放置解決料』がとられるかもしれない。
やはり、占いだの生態だのはかなり大きなエネルギーを消費してしまうので、そんなに数を見られないから予約が取れず、そのような状態になってしまうのだろうか。

占い師にそんなに需要があるなら、オイラも占い師の道に踏み出す、という気持ちも芽生えてくる。
しかし、そうなるとまず先に、予約を取ることから始めようと思う。お客様には30年待ち、ということを伝えて。
なぜなら、受注があって生産する方式にしたいからだ。もちろん放置解決料はとらない。
「あなたに2023年2月25日に占ってほしい」という予約があってから、はじめて占い師の勉強を始め、様々な研究をし、その道にある程度通ずるところまで行ってから、お客様に誠意ある占いをしたいと思ったからである。
ちなみに、予約が5件ぐらい入るまでは予約を保留にしてユーチューブを見ながらポテチを食べていたい。その先が過酷な30年になるだろうから。

予約というのはサービスを提供する側の売上予測につながる。
予約があまりなければ、採算もとれないのでそのサービスをやらない、というのも仕方ないことだろう。
しかし、『お客様には30年待ちの予約が取れたことを喜んでもらう』という一番のサービスを味わっていただくサービス精神だけは、まずその道の第一歩として持ち合わせていたいものである。