思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『新球場』

 

日ハムが新球場での運営が始まったということだ。
娯楽の少ない我がふるさと北海道だが、2004年以来日ハムが来たおかげで、老若男女に野球が浸透し、札幌で一悶着こそあれど、隣の北広島市に『エスコンフィールド北海道』を作り、完全に北海道に根ざしたチームとなった。
ホテルの部屋があり、そこからマウンドが見れたり、同じく温泉に入りながらやバーベQをやりながら試合が見れたりして、新時代の新球場は、ワクワクが止まらない。
個人的には、ワンちゃんと一緒に観戦ができるというところに一番未来を感じた。
犬が家にいると、例え北海道の球場に現実的に連れてくことはなくとも、その心意気だけで嬉しくて、胸にジーンと来てしまう。

さて、オイラが今住んでいる千葉のチームの本拠地、ZOZOスタジアムも建て替えの話が出ているらしい。
どうなるか分からないが、もし千葉に新球場ができるなら、もう少し踏み込んだ新しいサービスを繰り広げてほしい。
それは、ハード面ではなくソフト面つまり試合体感型球場だ。
例えば、観戦者でも、去年一番応援した人をポイント制にしてその順位が1位の人から、試合中サヨナラホームランを打った際に代走できたりとか、ピッチャーの調子が悪いときにマウンドに一緒に駆け寄れたりとか、相手チームが高く打ち上げたフライをキャッチできたりなど、人生賭けて応援した人に、そのあり得ない恩恵を与えてあげてほしい。

ちなみにオイラはにわか野球ファンなので、そんな恐れ多いことにはできない。
ただ、できたら成功度の低い手術を受けなくてはいけないときに「君のために新球場でホームランを打つ」と言ってもらうサービスなんかできたら、なんとか境遇の似たような人たちとお金を出し合って、そのサービスを利用したい。
個々人に病室まで会いに来てくれなくても、似たような境遇の人たち複数人でお金を出し合って、それぞれの名前が書かれたA4ペラ一枚片手に自分のものを読み上げてもらい、「ホームラン打つよ」と言ってくれるだけでもありがたい。
その際のホームランが、みんなの手術を成功へと導くことだろう。
そう、結局新球場であれなんであれ、ホームランを見ることこそが一番の医療であり、肩こりがなんだか軽くなり、擦りむいたヒザの血の止まりが早くなるので、どうか今年はマリーンズおよびファイターズのバッターには毎試合ホームランを打ってもらって、シーズンが終わる頃には原因不明の腰の痛みが跡形もなくなっているのを願うばかりである。