思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『カラオケ』

カラオケには、メキシコへの憧れの想いがあふれ出ることがある。
あの巻き舌を使った「サルララルララルラララルムーチョ」みたいなヤツを歌の合間に、はさみたい。
カラオケにおいてあるマラカスなんて見かけると、より、そう思う。
あの国全般のあの明るい雰囲気は、ネジの頭がなめってしまったり、目に虫が入ってそのまま残ったりするくらいの嫌なことなら吹き飛ばしてくれる。

それにしても、カラオケってのは、人が歌っているのを聞かないものである。
それは、それが一番効率的な動き方だからであろう。
一人が歌に集中している間、他の人々はスマホに集中していれば、個々人の時間の使い方としては確かに無駄がない。
そして、次の人にマイクが渡れば、さっきまで歌っていた人も無言でポテトをひとつまみ、それからすぐにスマホをガン見して、自分の番に来るのを待てば良い。
スマホが世の中に出回ったお陰で、人に合いの手を打つことより、より有意義に過ごすことができるようになったのである。

もう、誰も聞いてないんだから、曲のあいだ、つまり自分の持ち時間は、歌でストレス発散ではなく、恋愛や仕事などの自分の悩みなどを延々と語るのがいいのだはないだろうか。
さらに無礼講にして、「課長のバカヤロー!」と目の前にその上の部長がいても、叫ぶんだら良い。
ようは、カラオケは『気持ちをスッキリさせる場所』なのだ。
なので、オイラは自分の持ち時間は「木のポーズ」や「イスのポーズ」などのヨガのポーズで、身体と心ををスッキリさせたいと思う。
とりあえずカラオケなので曲をかけるが、どうせオイラでは歌いきれないマキシマム・ザ・ホルモンの歌を、『DAM★とも』で流しながら、その5分ほどアーサナで身体をほぐし、その後またスマホに集中、楽しくも目肩腰にストレスを溜め込み、発散を繰り返すのである。