1ダースって、カッコいい。シンプルにそう思う。
ふと、1ダースであるといいな、と思うものをあれこれと頭の中で浮かび上がらせる。
目覚まし時計。目覚めの悪い朝が待っている。
度の合わないメガネ。2つ3つ重ねてかけると、たまに「お、これは。」というくらいにはわりとハッキリ見られる組み合わせが見つかるかも。
ベルマーク。果たして個人で交換したことはないが、12枚で何かと交換できたりするんだろうか?今もマヨネーズとかについているのか?
第2ボタン。モテる人だと12個くらいならすぐなくなったりするから、用意しておくんだろう。
ドラゴンボール。7個で一回願いが叶ういつつあと2個探せば、なんて思いきや、全て四星球。悟空のじっちゃんも12回大猿にやられちゃって、この四星球は、悟空が全て形見として探しているものかもしれない。
しゃべるホタテ。いたら想像しい。
触ると砂のように崩れる音符(ミ)。儚い。
おそ松。おそ松だけで12人いると、ただの六つ子の倍となるのか、それとも、1×12なのか。
「1ダースであればいいな」というのはなかなか思いつかない。
なので、やはり結論としては手取りは2ダース万円ある生活になるなら嬉しい。