この本には科学的根拠を踏まえて脳を休ませる方法が書かれていて、読めば脳を休ませるためのマインドフルネスで心を落ち着かせることや、脳の疲れや習慣を良くすることが書かれています。
こんな人に。
・頭脳的、肉体的、どちらでもとにかく疲れている人。
・不安や焦り、怒りがよく出てきてしまう人。
・記憶力を良くしたい人。ミスを減らしたい人。
■読み切りのハードさ ★★★☆☆
この本の素晴らしいところ。
ただただボーっとしていても、脳は疲れていく。DMN(ディフォルトモードネットワーク)はほっといても脳のエネルギーを60〜80%消費してしまうということだ。
マインドフルネス=何も考えず、呼吸に集中する、というやり方で脳を休息させる。
脳は習慣が大好きなので、それを継続することで脳の構造がを変える。
脳の疲れや、怒り、不安などの対処にマインドフルネスが効果的だということが、科学的見地から語られています。
脳の疲れや継続についてのところがこれからまだまだ頭を使って生きていく上で、すごくタメになるんだよなあ。
他にも、人を嫌わないこと、感謝することについても書かれていて、心が洗われるような良い本でした。
学んだこと。
1.マインドフルネスを取り入れること。
2.時間を決めて習慣化をすること。
3.自分の中で、ポジティブ感情を育てること。
感想。
オイラはうっかりミスが多い。ボーっとすることも多いし、何より疲れやすい。 そんなわけで、「疲れを癒す」方法が書かれた本はないか、と探していたところ、この本が目に入った。 この本をチョイスしたのは、「脳科学」という心をつかむ言葉。
疲れを癒す方法を書かれている裏付ける実証があると信じやすいんです。 その点、この本は海外で実際25年ほど精神科に携わっていた医師がその科学的根拠と最先端の脳科学を引っ提げて、この日本にで満を持して本を書かれたのではないか、と。
そう思ったので、オイラは「全面的に支持をしたい」と思わされました。
とくに、
「脳に可塑性がある」
という言葉に、後光を差したお釈迦様が空からうっすら見守っている様子が見えたかのように、心の中のエネルギーが増えていくのを感じた。 今まで、どれだけ勘違いや、焦りで失敗してきたことか・・・
この本に書いてあるように、瞑想を継続することによって、脳の構造が変わるのであれば、いくら頑張っても変わらなかった性格の部分が良くなって、継続していけば安らかで動じない心がはぐくまれるはず!
ああ、ありがたや・・・