オイラが小さい時は、親友というものが欲しかったね。
マンガやアニメに友情とかいっぱい出てたし。
そういうのに憧れがあったんですね。
小学校の時とか、とにかく「君は俺の親友だ!」「あいつはオイラの親友になるかもしれない」と手当たり次第見定めて仲良くなろうとしたりなんかして。
で、その友達が他の友達と仲良くされたらヤキモチを妬いてましたね。
「あなた!あたしというものがありながら!キィー!悔しい!」(ハンカチ歯噛み)
なんて。
(親友って言ってるのに恋人なのか?)
別にずっと一緒じゃなくて良いはずなんですけど、当時は常に一緒でお互い認め合う関係に憧れがあったんですね。
そんな想いは中学、高校と続いてました。
それでも結局いわゆる思っていた親友、ってのは結局できなかったわけですが。
それで30代になって出会えたのが、今の相方。
今『相方』なんて言い方をしてるのも、お笑い芸人特有のコンビの信頼関係にも憧れがあったのかも。
この相方は本当に前世で落ち合う約束してたんじゃないか、というぐらい気が合って。
男女なんですが、恋人であり親友であり、と言った感じ。
思い通りにならないことが多い人生の中、彼女と会えたことはまさに旱天の慈雨。
オイラの人生に彩りを与えてくれました。
そんな相方ですが、付き合いたてオイラはあまり焼き餅を焼かれていなかったよう。
逆にオイラはめちゃくちゃヤキモチを妬いていたのに。
相方が他の人と話すことを想像して、やめてくれやめてくれ言ってたなあ。
しかし、相方はオイラが普段と違う行動をしていると疑われることもあります。
この間、帰りに買い食いをしたよ、という話を相方にして。まあ、食べたのは焼き餅ではなく惣菜パンだったんですけどね。
ご飯を少なくして欲しい、っていう意味合いを込めて言ったんですが。
それが普段と違う言動だったんでしょうね。
相方はその後、「なんのパン食べたの?」って。
そこ、気になるか?
ある程度、なにか聞かれるんじゃないか、と予想はしていたけど、やはり何かひっかかったのか。
それを淀みなく答えて、この件は終了。
パン買ったことでこの察知能力。
とても、他の人とデートなんぞ行けませんわ。。。
この目ざとさも、オイラは好きですよ。
p.s.焼き餅を妬く、っていうことは相手への想いが強いということ。正しい方向であればそのエネルギーでより相手を喜ばせられるよね。