※大喜利元ネタ
■フリークス(1935)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、31本目。
以下、ネタバレ備忘録。
サーカス団の中で、怪物と称される人々が軽蔑する男女を懲らしめる話。
最初は見るのに「これ、いいんか?」感が拭えず。
例えば、見た目が子供かな、と思った人たちがすげえ演技うまかったのにはそういうことか、と。
モゾモゾした感じになったけど、見ていくうちに普通になっていったりしてね。
ただ、劇中の彼らは、中身は一般的な人々と変わらないね。
この物語はサーカス団のクレオパトラなる女性がお金のために好きでもないフリークス側の一人と結婚して、殺して財産を奪い取ろうというものなのだが、思わぬ反撃に遭う。
どんな人間も蔑ろにしすぎてはいけないね。
生活をしている上で関わりのない人には積極的に優しくする必要はないかもしれないけど、積極的に蔑むことはよくない、としみじみと感じ。
怖さを増やすためには、こういう構図を作っちゃうよなあ。
そして映画の最後、冒頭のシーンに戻りここでドーンと、ホラー要素。
なんだか、こんな展開「笑ゥせぇるすまん」とかで見たことあるわ〜、ってことは元を辿ればこういうところかもしれない。
なんだかモゾモゾと考えさせられる作品でした。
製作国
アメリカ
監督
出演
ウォーレス・フォード
オルガ・バクラノヴァ